コラム 「友達100人できるかな」の呪縛を解こう。友達は“量”ではなく“質”が大切~その2~

友達が少なくて悩んでいる人は、意外といます。よく「友達はたくさんいたほうがいい」と言われますが、それは本当でしょうか。

~その1~では、「友達を100人作るのは、現実的に不可能であること」「友達は選んだほうがいいこと」について紹介しました。~その1~はコチラ

では、“本当の友達”を作るためには、どうしたらいいのでしょうか。

“本当の友達”を作る前に大事なこと

友達がいなくて悩んでいる人は、単に寂しさを紛らわせるために、友達を欲していることも少なくありません。それでは、むしろいい友達はできないことも多いでしょう。
「友達が欲しい」という思いとは矛盾しているようなことですが、関係が長続きする友達を作りたければ、「精神的に自立をしている」ことが大切です。
たとえ友達ができたとしても、依存心を抱いたまま接してしまうと、関係を壊してしまうことが多いからです。

<アラサーのCさんは、親友に恋人ができ、なかなか2人で遊びに行けなくなってしまいました。会えなくなったことで寂しさを感じ、さらに、親友の恋愛の話を聞くたびに嫉妬し、だんだん彼女の恋人の悪口を言うように。
親友から「私の幸せを喜んでくれる人だと思っていたのに!」と言われ、今はほとんど連絡がこなくなってしまったそうです>

同世代の友達同士だと、お互いに比べ合ったり、嫉妬したりしがち。また、距離が近すぎると、お互いに「同化」してしまうため、自分の価値観を押し付けたり、相手を自分の思い通りにしようとコントロールしたりしてしまうこともあります。
だから、いい友達関係を築くためには、お互いに精神的に自立をしていることが大切なのです。自立することで、相手と程よい距離感を保つことができ、「自分は自分、相手は相手」と思えるので、むやみにお互いを比べたりもしないし、相手の価値観で自分と違うところがあっても、尊重できるようになるのです。

そして、「自分の寂しさを埋めるために、友達が欲しい=自分が幸せになるために友達が欲しい」と思っている人は、まずは自分で自分のことを幸せにできるようになることが大切。それができないと、“自分の快適さ”のために、相手を利用しまうこともあるからです。例えば、自分の行きたいところにばかり付き合わせてしまったり……。それでは、相手は一緒にいたくなくなってしまうでしょう。

~その1~でも伝えましたが、本当の友達というのは、「利害関係がなくてもつながっている」「それなりに本音を話すことができる」「気が合う」「お互いに相手の幸せを願える」のがポイントです。
友情を育むためには「友達に自分を幸せにしてもらおう」と思うことから、卒業していたほうがいいのです。

1 2