コラム “他人軸”になっていない?「自分をおざなりにしている人」がしたほうがいいこと~その1~

他の人に気を遣いすぎたり、家族など世話しなくてはいけない人がいたりすると、自分をおざなりにしてしまうことがあるもの。でも、自分を大切にしないと、だんだん心が苦しくなってしまい、むしろ色々なことがうまくいかなくなってしまうこともあります。

自分をおざなりにしている人がしたほうがいいことは、何でしょうか。

自分のことをいつも後回しにしていない?

自分をおざなりにしがちな人とは?

「対人のタイプ」を大きく2つに分けると、「自分の気持ちに敏感だけど、他の人の気持ちには鈍感なタイプ」と「自分の気持ちに鈍感だけど、他の人には敏感なタイプ」がいます。
前者は、気を付けないと自己中になり、人が離れていってしまうことがあります。逆に、後者は、相手の気持ちに敏感だからこそ、物事をうまく進めるために自分を抑え過ぎてしまうところがあります。だから、自分をおざなりにしてしまうのです。
もちろん「自分や他の人の気持ちに対して適度に敏感でいる、バランスのいい人」もいますが、大概は、どちらかのほうがより敏感(鈍感)であることが多いでしょう。

<Aさんは、職場でも気を遣うタイプ。同僚の女性社員がストレスをためると、Aさんに愚痴を聞いてもらおうと話しかけてくるそうです。業務で忙しいですし、本当はそんな話を聞きたくもないのですが、仲が悪くなると面倒なので、無理をして話に付き合っていました。
そうしたら、ストレスがたまってしまい、体にじんましんができてしまったのだとか>

職場ではコミュニケーションをとることで、人間関係を良好にしたり、仕事をうまく進めやすくしたりするものですが、愚痴や悪口は、言っているほうはスッキリしても、聞いているほうは、ストレスをためてしまうことが多いものです。
もし、仕事に集中したい時に、誰かが「愚痴を聞いてほしい」とやってきたら、「ごめん。今はちょっと手を離せないから、あとで話を聞くね」といって、一旦、断るといいでしょう。時間が経つと、相手の怒りもクールダウンしていることが多いので、気持ちが落ち着いてくることもありますしね。

また、敢えて、「相手が楽しい話をしている時はうれしそうに」、「愚痴や不満などを言っている時はつまらなそうに」話を聞くことで、相手が「あ、こういう話は好きではないんだな」と察してくれることもあります。
きちんと話を聞いてしまうから、相手も「この人になら、愚痴を話してもいいんだ」と思っていることも多いでしょう。

特に、じんましんが出るとか、やる気がなくなるなど、心や体に異変が出てきている時は、「もっと、自分の声を聞いて!」のサイン。自分の心の声を聞いていないから、心と体がヘルプを出しているのです。
そんな時は、「他の人の話を聞く前に、自分の心の声を聞かなくてはいけない!」と、自分に言い聞かせたほうがいいでしょう。

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