自分をおざなりにする人がしたほうがいいこと1:自分の願望を知る
自分をおざなりにしている人は、きちんと自分の願望を自覚することが大切。自分が本当にしたいこと、望んでいることが分かっていないから、他の人に流されてしまうところもあるのです。
<Bさんの恋人は、いつもデートプランの提案をしてくれるのはいいのですが、自分がやりたいことばかり。
結局、恋人がやりたいことに自分が付き合っていることが多く、だんだん彼と会うのが面倒になってきているそうです>
この場合、Bさんの恋人は自己中ですが、Bさんにも落ち度はあるでしょう。たまに、「自分からは提案をしないのに、相手のプランには文句を言う人」がいます。そういう人は、自分が本当は何をしたいのかが見えていないから、ただただ否定をしてしまうため、相手を苛立たせてしまうことがあるのです。
「自分が何をしたいのか」なんてことは、他の人に聞いても分かりません、自分にしかわからないことです。だからこそ、普段からきちんと「自分の心の声を聞く」ことが大切なのです。
なかには、「自分の心の声を聞く方法が分からない」という人もいます。そういう人は、きちんと自分に質問してみましょう。
例えば、「今、何を考えている?」「今、何をしたい?」「今、何が欲しい?」と、敢えて会話形式で自己に質問をし、それに答えていくのです。その時は、「わからない」なんて答えではなく、きちんと考えて答えを出すことが大切です。
ただし、基本、自分をおざなりにしてしまう人は、他の人に気を遣いすぎてしまうことが多いので、自分の願望があっても、「こんなことを言ったら、わがままになってしまうかもしれない」とか、「相手に不愉快な思いをさせてしまうかもしれない」と思って、言えないことも少なくありません。
そんな人は、「人を不愉快にしない言い方」を学ぶ必要があります。それについては、後半で紹介します。