コラム “他人軸”になっていない?「自分をおざなりにしている人」がしたほうがいいこと~その2~

他の人に気を遣いすぎたり、家族などを世話したりしなくてはいけないと、自分をおざなりにしてしまうことが少なからずあります。
~その1~では、「自分をおざなりにしがちな人とは?」の説明と、自分をおざなりにする人がしたほうがいいこととして、「自分の願望を知る」について紹介しました。~その1~はコチラ

基本、自分をおざなりにしてしまう人は、他の人に気を遣いすぎてしまうことが多いため、やりたいことがあっても言えないことがあるでしょう。そんな人は、「人を不愉快にしない言い方」を学ぶ必要があります。

自分をおざなりにする人がしたほうがいいこと2:「人を不愉快にしない言い方」を学ぶ

同じことを伝えるにしても、言い方によって相手への印象は変わってくるもの。もちろん相手によりますが、基本は自分の要望が通るのかどうかは、言い方次第なところがあります。

「人を不愉快にしない言い方」のポイントは、いくつかあります。
・相手を否定しない
・自分の思いを丁寧に説明する
・ポジティブな表現を心がける
・相手の言い分もきちんと聞く
・最終的にお互いの「折り合い地点」を見つけていく

気に入らないことがあったとしても、「どうしてあなたは…」と相手を主語にして文句を言うのではなく、「可能であれば、私はこうしたい」というように、「こうなったら、より私は嬉しい」という表現をするといいでしょう。多くの人は、責められると反発したくなるので、「相手を責めない言い方にすること」は重要です。
また、「私はこうしたい」と言う際には、自分の中で「どうしたらいいのかの答え」をそれなりに出しておく必要があります。
逆に、「それは嫌だけど、どうしたらいいのか分からない」といったあいまいな言い方だと、相手もどうしたらいいのか分からないので、よくありません。相手にばかり考えさせるのではなく、明確な要望を表したほうがいいのです。

さらに、「どうしてそうしたいのか」の理由を、面倒臭がらずに、きちんと説明することも大切です。よほど、理不尽な相手でなければ、きちんと自分の事情を話すことで、理解してくれることは多いもの。逆に、説明しないと「単なるわがまま」だと解釈されてしまうことは多いので、気を付けたほうがいいでしょう。
そして、自分の言い分を一方的に伝えるのではなく、「相手の言い分もきちんと聞くこと」は重要。その上で、お互いの「折り合い地点」を見つけていくようにしましょう。

例えば、恋人が急に「今度のデートは、キャンプに行こう」と言い出したとします。もし、ゆっくり過ごしたいと思っていたら、咄嗟に「やだ!どうして勝手に決めちゃうの?私はもっとゆっくりしたいのに…」なんて文句が出がち。それで喧嘩に発展してしまうこともあります。

こんな時は、拒否する前にひと呼吸して「彼がキャンプに行きたいと言っているのであれば、100歩譲って、どういう状況だったら、自分も行きたくなるのか」を考えてみるのもいいでしょう。

例えば、「サバイバルなキャンプは体力的に厳しいけど、しっかり施設が整ったキャンプ場だったら、ゆっくりできるし、いいかも!」と思えることも。
そうしたら、自分でも施設の整ったキャンプ場を調べて、「今週は仕事が忙しくて、体が疲れているから、こういう施設が整ったキャンプ場だったら行きたいな」と提案してみるのもいいでしょう。
その上でお互いの要望をすり合わせて、キャンプ場やサービスのオプションを決めていけばいいですしね。

こんな場面でも、自分をおざなりにしてしまう人は、体が疲れていても、「いいよ」とただただ無理して付き合ってしまいがち。それだと、心と体が悲鳴を上げる日も近いでしょう。
もっと自分のことを大切にしたほうがいいのです。

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