コラム 「好きなこと」を仕事にするために大事なことは?意外なものがポイントに~その2~

「好きなことを仕事にしたい!」と思いつつも、なかなかうまくいかなくて悩んでいる人は少なくありません。

~その1~では、「好きなこと」を仕事にするポイントとして、「本当に好きで、楽しめること」「現実的に経済を生み出すものであること」が大切だということについて紹介しました。~その1~はコチラ

その作業が好きで、実力があっても、「あること」ができないと仕事にならないことがあります。それは何でしょうか。

「好きなこと」を仕事にするポイント3:その作業を通して「人を幸せにしたい」と思える

人を幸せにしたいと思えないと、単なる自己満足で終わってしまうことがあります。逆に、仕事をくれる人(お金を払ってくれる人)の要望に応えるのがイヤだという場合は、仕事にしないほうがいいこともあります。

<Bさんにイラストの仕事の依頼がありました。一生懸命描き上げ、提出すると、クライアントから、「キャラクターの顔がキツめだから、もう少し可愛くしてほしい」と言われました。
Bさんは、その要望に対して、「それだと、私のイラストじゃない!」と拒否。結局、仕事そのものがなくなってしまったそうです>

働くというのは、「傍(はた)が楽(らく)になる」ことであり、その“楽になる人”から報酬をいただくことで成り立ちます。
例えば、Bさんのようにイラストに依頼が来たときは、クライアントが自分で描かなくてよくなるために(=楽になるために)仕事をする必要があります。
もし、クライアントが使えないようなイラストの場合は、楽になるどころか、苦しんでしまいます。だから、自分だけが気分のいい結果を望むと、相手が報酬を払いたくないと思ってしまうのは、当然なことなのです。

どんな仕事であっても、「人のためになる」から、仕事として成り立っています。だから、「好きなことを、自分のためだけにやりたい」という人は、仕事にしないほうがいいのです。
とはいえ、自分の思いを我慢して、相手の立場ばかりに立って仕事をすると、好きなことである分、精神的にキツイ思いをします。それで、せっかく好きなことを仕事にできたのに、挫折してしまう人も少なくありません。

そういう人は、さらに一歩、精神を成長させ、心の中に愛を増やしていき、「人を幸せにすることが、自分の幸せであり、それが、仕事をする目的だ」と思えるようになると、変われることがあります。
そうすると、「人の幸せ=自分の幸せ」になり、人を喜ばせるのが、自分の幸せになってくるのです。

例えば、自分に仕事を依頼してくるのはクライアントであっても、その先にはたくさんのお客様が存在していることが多いもの。
先ほどのイラストの例でいえば、クライアントの先には、イラストを楽しむお客様が存在しているため、クライアントの要望は、そのお客様の要望である可能性があるのです。
もしクライアントがお客様の立場に立って修正を依頼していて、さらに、自分も「多くの人を楽しませたい」という気持ちがあるのであれば、すんなり受け入れられることもあるでしょう。

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