コラム 苦手な上司との関係を良好にするために大事な3つのこと~その1~

仕事での悩みとして多く挙げられるのが、「人間関係」。なかでも上司との関係がうまくいかなくて悩んでいる人は、意外といます。どうやってうまくやっていけばいいのでしょうか。

評価者である上司との関係は無視できないもの。

上司との付き合い方1:上司の要望とそこにある意図を理解する

仕事で上司とうまくやっていくために一番大事なのは、当たり前のことではあるのですが、「上司の要望、そしてそこにある意図を理解する」ことです。
特に自分の仕事ばかりに集中していると、全体像が把握できなくて、自分はそんな気はなくても、上司から見たら、自分勝手な仕事をしていると思われてしまうこともあるので、注意が必要です。

<Aさんは、自分が与えられた仕事さえきちんとやっていれば問題ない、と考えているタイプ。だから、自分の仕事はきっちりこなしていました。でも、融通が利かない仕事をしてしまうので、周りの社員とモメてしまうことも…。
上司は、もっと周りと協調してほしいと思っていたので、何度かAさんに注意をしていたのですが、Aさんは「私は与えられた仕事をしっかりやっているだけです」と反論し、話し合いは平行線のままになってしまっています>

上司によって、仕事で大切にすることや、やり方は変わってくるので、Aさんのようにきっちり自分の仕事だけをこなしていても、いい評価をする人はいるでしょう。
でも、今の上司はそうではないということ。そして、会社では基本、上司の意向に沿った仕事をすることが求められるものです。

上司と部下がすれ違ってしまうのは、「見ているものが違うこと」が原因であることも。物事は、その人の持つ視野の広さによって、「正しさ」が変わってきます。
自分から半径1メートル以内はうまくいっていても、全体を見るとうまくいっていないことはあるもの。もし上司はプロジェクトの全体を見ていて、部下は自分の担当している仕事だけを見ているのだとしたら、話が合わなくなるのは当然のこと。それで「上司は私のことを分かってくれない!」と思ったのだとしても、自分も上司のことを分かっていないということもあるのです。
だから、まずは、自分も相手の目線に立ってみて、「上司の要望、そして、そこにある意図をきちんと理解する」ようにしてみるといいでしょう。

そして、上司との関係をうまくいかせたいときは、「私はあなたの要望、意図をきちんと理解しています」ということが相手に伝わるような言動をするといいでしょう。
人は誰もが自分のことを理解してほしいので、自分のことを分かってくれる人がいると信頼感を抱きますし、自分も相手のことを分かろうとすることは多いですしね。

とはいえ、世の中にいい上司ばかりがいるわけではないので、あまりに理不尽な要望に対しては受け入れる必要はないですし、パワハラ、セクハラなどがある場合は、人事部など、しかるべき場所にきちんと報告したほうがいいでしょう。

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