コラム 母親との関係は難しい…彼女が母親との関係を改善させた方法~その1~

友達のように仲の良い母と娘もいれば、逆に、疎遠状態の親子もいるもの。母と娘というのは、同性同士だからこそ、難しいこともあるのかもしれません。
毒親とまでは言えないけど、「一般的な親子でありながら、どこか関係がうまくいっていない母と娘」の場合は、どんなことに気を付けたら関係が改善されるものなのでしょうか。

母親との関係に悩んでいる人もいるのでは?

母と娘が関係を改善させる方法案1:“理想の母親像”を捨てる

「どうしてうちのお母さんは、こうなの?」と頭にきたことがある人は、意外と多いかもしれません。でも、一般的な母親、そして、理想の母親像を抱けば抱くほど、関係はうまくいかないことも多いでしょう。

<Aさんの母親は、空気が読めないところがある人。だから、一緒に出掛けると、大きな声でお店の文句を言ったりして、Aさんは恥ずかしい思いをしていました。
今までは、母親が残念な行動をとると、Aさんが感情的になって怒り、その後、喧嘩に発展していました。
でも、Aさんのほうが一歩大人になって、「そうか。視野が狭くて、自分を客観視できないんだ」ということに気づき、怒るよりも、「ほら、お店の人に聞こえているよ」とか、「そういうことは、お店の外に出てから言おうね」と、母親の立場に立って提案するようにしたそうです。
結果、母親もAさんの言うことを聞くようになり、一緒にいても、あまり恥ずかしい思いをしなくなってきたのだとか>

「母親(大人)なら、これくらいはできていてもいいのでは?」という不満を抱きがちですが、やはり個人差があるもの。そして、人はそう簡単には変わりません。
だから、「うちのお母さんは“そういう人”なのだから、どうやってうまく付き合っていこうか」と考えたほうがうまくいきやすいのです。
よそはよそ、うちはうち、なのです。その代わり、「この人が自分の母親でよかった」というのも、少なからずあるもの。いい部分に目を向けて、付き合っていったほうがいい関係になれるでしょう。

ちなみに、Aさんは、母親と日帰りで近隣に出かけることはあっても、遠出をしたり、旅行したりすることは避けているのだそう。それは、自分が上手に対応できる自信がないので、行ったら喧嘩になることが目に見えているからだそうです(苦笑)。ただし、母親には、「仕事が忙しいから」といって、理解してもらっているのだとか。
結局、自分ばかりが合わせていると疲れてしまうので、「自分の限界がどれくらいなのか」も理解しておくことは大切。母親との関係をうまく保つためにも、「母親の性格を理解すること」だけでなく、自分の限界を含め、「自分自身のことも理解すること」「よくシミュレーションをすること」も大事なのです。

1 2