コラム 「どうして私、こんなにダメなの?」自分を責める癖を克服する3つの方法~その2~

自分を責めてしまう癖がある人は少なくありません。劣等感や罪悪感を抱きやすい人もそうだと言えるでしょう。
自分を誰よりも傷つける力を持っているのは、「自分自身」です。だから、責めれば責めるほど、自分にダメージを与え、魅力を損なわせてしまうことがあります。だから、そんな癖は直したほうが生きやすくなるでしょう。

~その1~では、「自責癖を直す方法」として、「自分を責める癖があることを知る」「自分を『責める」のではなく、『変わる』ことにエネルギーを使う」について紹介しました。~その1~はコチラ

自分を責める代わりに、人のせいにして責任転嫁してしまう人がいますが、そういう人の中には、実は、人一倍、自分を責めてしまう癖を持っている人も少なくありません。それは、どういうことでしょうか。

自責癖を直す方法3:自分を愛し、受け止められるようになることが大事!

自分のミスを受け入れるためには、ある意味、心の強さが必要です。逆にその強さがない人は、人のせいにして、自分を責める気持ちを誤魔化そうとするところがあります。

<Cさんは、自分のミスを受け入れられないタイプ。だから、仕事でミスをしても、すぐに他の人のせいにして、責任逃れをしようとしてしまいます。
でも、そんなことがずっとまかり通るわけはなく、だんだん人から信用されなくなり、仕事がしにくい環境になってしまいました。
Cさんは反省し、謝るように心がけるようにしたら、人のせいにしていたときよりもいい結果になることが多くなりました。今まで自分を苦しめていたのは、自分自身であることを学んだそうです>

素直に謝ってしまったほうがうまくいくことは多いもの。誰がミスをしたのかなんて、みんな分かっていることが多いので、「きちんと謝れるのかどうか」のほうが重要なのです。
どうして謝ることができない人がいるのかというと、そういう人は、人一倍自分を責めてしまい、その辛さに耐えられなくて、逃げてしまうからです。
逆を言えば、自分を責める癖がない人ほど、すんなり謝れることも多いのです(※その代わり、反省をしない人もたまにいますが・苦笑)。

最終的には、自分の非を認められるかどうかというのは、「自尊心の高さ」が関係してきます。自尊心の高い人は、「ミスをしようが、自分そのものの存在価値は下がらない」という、確固たる自信を持っています。ありのままの自分を受け止め、愛せているからこそ、何があっても自分のことを見捨てないし、悪いところがあっても、「自分にはそれを改善するだけの力がある」という自信をもっているのです。
そこまでの自尊心、自分への愛情を抱いている人は、どんなに大きな失敗をしても、自分のメンタルを保ち続けることができるでしょう。

「責任逃れをしてしまう人」は、「自分を責めてしまう人」以上に重傷だといっても過言ではありません。自分のミスを認めたら、自分のことを受け止められなくなってしまうので、人のせいにして安心しようとしてしまうからです。
ただ、人は学ぶべきことを学ばないままでいると(成長すべきことを成長しないままでいると)、状況がどんどん悪化していきます。だから、最終的には人に謝罪をせざるを得ない状況まで追い込まれることは多いもの。
はじめから謝れる人になったほうがいいし、責任逃れをする人、自分を責めてしまう人ほど、本当の意味で「自分をきちんと愛し、受け止められるようになる」必要があるのです。

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