その3.素直になれずに「別れよう」なんて言ってしまった!
・「彼が私にめちゃめちゃ惚れてるのをいいことに『別れる』って言葉を使えば、向こうが慌てて謝ってくると思ってた。若気の至りですね。自分が気に入らないことがあると、『もういい、別れる』なんていうのが癖になってたんです。あの時そんなバカなことを口にしなければ、今も続いてたかもしれない。あれからもう恋はしてません」(40代女性/介護関係)
・「ケンカした勢いで『もうムリ、別れよう!』なんて言っちゃって。でも自分は彼の気持ちを確かめたかっただけで、ホントは別れる気なんてなかったんです。それなのに『わかった、そうしよう』なんて受け入れられてしまって……。言い出した自分はひっこみがつかなくなり、別れるハメに。あの時、彼に素直に『ごめんなさい』と言えていたら」(30代女性/司書)
――女という生き物は素直になれなくて、つい男に逆のことを言ってしまうことがある。
ホントは愛してるのに「あなたなんて、大キライ!」だとか、もっと心配してほしいのに「ううん、ぜんぜん平気」なんてこと……。
ま、すべては男の愛情を確かめたいからこそなんだけどね(笑)。
でも、そんなふうに女が強がって吐き出す言葉は危険極まりない!
「そんなこと言うなよ!」「別れるなんてあり得ないよ!」と、彼に引き止めてほしくて口にしてしまった言葉でも、それを鵜呑みにする男性もいるんだよ。
本意でない「別れよう」が、現実になってしまうなんて痛すぎる。
男性は女性とは違って、言葉の深読みなどしないもの。
女だって「もういいよ」「別れよう」と、そう言われる“男のプライド”なんてこれっぽっちもわかっちゃいないんだから……。
……ということで、女の恋愛はタイミングを逃してもダメだし、ガツガツ行き過ぎてもダメだし、逆に素直にならなくても痛い思いをするのよ(笑)。

次回は「男が過去の恋愛を後悔するとき」について深堀りしたいと思う。