コラム 「妻とはもう一緒に寝たくない」男が夫婦の寝室を別にしたい理由

恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト神崎桃子の「男の言い分vs女の言い分」……。

あんなにくっついて寝ていた恋人時代。しかし結婚した今では、「もう別々の部屋で寝たい」と考える夫婦は少なくないもの。

前回は妻が夫と離れて寝たくなる理由を検証したが、今回は「夫が妻と寝室を別にしたくなる理由」についてお話しよう

「妻とはもう別々に寝たい」理由その1.「話しかけてくるから」

・「口うるさい上司と自己主張だけは一人前の部下と仕事をしている俺にとって、家に帰ったらもう何も考えずにいたいんだよね。しかし“お喋り好きの妻”は寝るときにその日あった出来事をあーだのこーだの話してくる。ウトウトしてると『ねぇ、ちゃんと聞いてる?』と起こされる。たまったもんじゃない……」(40代男性/営業)

・「子供たちの前では言えないことも確かにあるかもしれないけど、寝室で愚痴や不満は聞きたくない。でも、それに応じないと何度も同じことを聞かされる。逃げたいけど狭い我が家……ひとりでくつろぎたくとも行き場がない」(40代男性/自動車関連)

――夫婦の寝室は二人のコミュニケーションの場でもある。子供たちが寝静まったあと、その空間でしか話せないことも……。

しかし、会社の業務や職場の上下関係で疲弊してる男性には、家に帰ったら「もう何も話したない」「気を使いたくない」というのが本音……

そんな無口な夫に妻はイライラを募らせる。
話を聞いてるんだか聞いてないんだかわからない夫に、
「ちょっと聞いてるの」
「何で黙っているの!」
と催促するのだから男にはもうたまらない!

男は社会や職場から逃げられない上に、家では妻の愚痴からも逃げられないのか(笑)。

困ったことに、女は不満をぶちまけることでストレスを発散し、解放感を得ようとするからねぇ。
身近な夫はその標的となる。

「妻とはもう別々に寝たい」理由その2.「どうせさせてくれないんだから」

・「最近、妻は俺がしようとすると露骨にいやな顔をする。『明日早いから』とか『疲れてるから』とかいって触れさせてもくれない。こっちからしたら“どうせさせてくれないなら”一緒のベッドで寝る必要ないじゃんって思う」(40代男性/専門職)

・「以前、断られたときから奥さんを抱けなくなった。『また断られたらどうしよう』と思うと、手を出せない。でも男には性的欲求もあるわけで……こんなんなら一人で別の部屋で解消するしかないよ」(30代男性/公務員)

――「誘っても妻に拒まれる」「触れさせてもらえない」だと、男には「寝室同室の意味がない」となり不満がたまるわけよ。

女からしたら家事や育児でエネルギーを使い果たしヘトヘト、家の仕事には土日の休日もなくエンドレス……。だから、夜は一刻も早く寝てしっかり元気を取り戻したい、もう旦那にそんなサービスなんてできない……となる(笑)。

ただ、夫婦の寝室同室はスキンシップが取りやすいことがメリットなのに、夫婦の営みが激減しているならそれを放置するのはかなり問題かも。

睡眠欲求を満たしたい妻と生理的欲求を満たしたい夫……ここはうまく歩み寄らないと、
身体的にも精神的にもお互いが満足感を得ることができなくなるんじゃないの?

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