恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト神崎桃子の「男の言い分vs女の言い分」……。
男と女の関係は移ろいやすいもの。相手の素行次第では嫌になってしまうことも。
前回は「女がされたら一気に冷める男の言動」について検証したが、今回は男性編。
「男が一気に冷めた女の言動」についてまとめてみた。
男が一気に冷めた女の言動その1.声がでかい!人目を気にしない!
・「気になっていた女性を飲みに誘ったら、毒舌だし言葉使いは悪いし……楽しくお酒を飲むどころかこっちはヒヤヒヤ。酔ったせいだとしても『コレ、ウマい』『鬼ヤバイ』とか大人の女性としてあり得ないし、声もデカすぎ。隣のテーブルの人にチラチラ見られてて恥ずかしかった」(40代男性/保険)
・「お酒が入れば緊張が解けるのはわかるけど、膝や足が開いて、だらしないのはダメ。女性として見れなくなりました。女性なら、もっと周りの目というものを気にしてほしい」(30代男性/システムエンジニア)
――プライベートの場であれば丁寧語で対応する必要はなくとも、相手を不快にさせない言葉を選ぶのがマナー。
男性側ももっと親しくなりたいからこそ飲みに誘ったわけだから、会話が弾めばそれはそれで嬉しいことだけど、周囲のテーブルに配慮して話す内容や声のトーンには気をつけたいもの。
そう、女はいくら飲んでても、たとえ酒に酔っても“女であることの緊張感”はなくしてはならないのよ。女同士じゃない男の前では……(笑)。
男は「人の目」や体裁を気にする。公衆の面前では女の振る舞いに案外厳しいもの。品のない言動には要注意。
男が一気に冷めた女の言動その2.口の軽い女はムリ!
・「そりゃ、自分も彼女に“好きな男のタイプは?”とか“嫌なタイプは?”と質問したけど、まさか元カレのことを聞かされるとは思わなかった。いくら気になる女性でも、付き合う前に元カレへのダメ出しなんて聞かされたら付き合う気なんて失せるよ。俺もこき下ろされそうで怖い」(30代男性/不動産関係)
・「狙っていた後輩の女性社員を食事に誘ったら、『実はここだけの話、〇〇さんにも誘われて』『〇〇部の課長、しつこくて』なんてことを打ち明けられてビックリ!同じ社内でそんなに……ということにも驚いたが、すぐに何でもバラしたり人を悪く言う女は信用できない」(40歳男性/メーカー)
――まだ大して親しくもないのに、二人だけになると「実はね……」なんて打ち明けるような女は信用できないね。
人の噂話はもちろんだけど、自分の恋愛黒歴史をぶちまけるのも賢い女のすることじゃない。
女性から聞かされる悪口も男性にとって気分のいいものじゃないけど、自分といるときに“他の男の話”を聞くのはもっと不愉快ってもの。
女性は相手に自分のことを知ってもらいたい、わかってもらいたい気持ちから、打ち明け話をしたがるけど「まだ言わなくていい告白」の分別はつけるべき!
いくらうっかりであっても、一度吐いてしまったことはもう取り返しがつかない。
重い話や過去の話をするのはもっと親密になってから……。彼のほうから「聞かせてほしい」と言われたその後からでいいんだよ。