コラム 「旅行での幻滅あるある」男と女がケンカになる理由

恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト神崎桃子の「男の言い分vs女の言い分」……。

旅行は楽しいイベントでもあるけど、カップルにとってはケンカの火種になることも。

「長時間2人きり」となれば、普段のデートでは見えてこなかった相手の本性が見えてきたりするわけで……。

行楽シーズンもたけなわ、今回のコラムでは「旅行で男と女がケンカになる理由」について検証してみた。

まずは女性の言い分からお話しよう。

旅行での幻滅あるあるその1.「回りたい場所、行きたい所が合わない」

・「その日は何をするか、回りたい場所や食べたいもので意見が対立!半日くらい時間をムダにしました。しかも話し合いで決まったのに、彼は自分の興味ない場所だとつまらない顔してスタスタ歩いていっちゃう。食べることにしか興味ないんだとわかりました。子供か」(40代女性/百貨店)

・「滅多に来れない場所だからいろいろ見てまわりたいのに、彼は早くホテルにチェックインしたがるし、翌日もダラダラ……。旅行ってその土地の歴史を探ったり、観光地を巡ったりするもんじゃないんですか?」(30代女性/介護関係)

――旅行は自分のしたいことのこだわりがあるからね。旅の目的がそもそも違うとケンカになりやすい。
自分の旅の目的はくまなくその土地の名所旧跡を巡ることなのに、相手は日常の喧騒から逃れてひたすらのんびりすることだったりするとね。

加えて、時間配分もトラブルのひとつ。
自分はもっとゆっくり見たいのに、相手の気持ちは「すでにここにあらず……」で次の場所に急がそうとしたり……。
女性からすると「この人ってなんて勝手なの?私がまだ見てるのに」「こんなんだったら 1人で来たほうがマシ」なんてなりそう。

そういえば、神社仏閣で別れたカップルもいたっけ……。
お参りや御朱印集めが趣味の彼女に対して、そういうものに全く興味を示さない彼。
本殿までえらく歩いて、御朱印をいただくのにも人が多くて時間がかかったことで彼の機嫌が悪くなり、帰り道は一言も喋らなかったっていう。

たいてい旅行というと仕事の休みを利用して行くものだし、「みんな考えることは同じ」で行きたい場所も重なってしまうから、ある程度混雑するのは覚悟しておかないと……。

旅行での幻滅あるあるその2.「運転すると人が変わる」

・「彼が高級車に乗っているというので旅行も楽しみにしてたのですが、高速では追い越しの右車線ばかりだし、合流でも譲ろうとしないし……。多分、人よりいいクルマを運転しているということで“自分が偉い”という錯覚を起こしてるのかも。『これまで一度も捕まったことも事故ったこともない』って自慢するので、『それはたまたまでしょう』とケンカに……」(40代女性/美容)

・「運転って性格がでますよね。彼とクルマで旅行に行ったのですが、前のクルマとの車間距離をつめて退かすようなことをしたんです。『そんなに急がず、ゆっくり行こうよ』と言うと『俺はチンタラ走ってるのは嫌なんだよ』って。ストレス耐性が低すぎると思いました」(30代女性/公務員)

――クルマの運転はその人の本性が出る。
前に「酒がアカンようにするのではなく、その人が元々アカン人だといういことを酒が暴く」という文言が流行って、おもしろTシャツになったりしたけど。
昔自動車学校で学科と実技の指導員をしていた神崎桃子からしたら、“運転も同じ”だと思う。
「その人が元々アカン人だということをハンドルが暴く」のだ。

車種よりも、その人の、彼の運転する姿を見たほうがいい。

暴言を吐く、譲らない、やたら車線変更を繰り返す、他の車に威圧的、なんてことから
彼の協調性やストレス耐久性、怒りの沸点なんかもわかるはず……。

他車や他人への思いやりが欠けているようなら、単に旅行だけでなく、結婚という名のロングドライブは難しいんじゃない?

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