コラム 「そんな結婚する必要ある?」結婚したくない男性の言い分

恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト神崎桃子の「男の言い分vs女の言い分」……。

「結婚するのが当たり前」「結婚して一人前」と言われたのは一昔前のこと。今は既婚者が独身者にマウントをとる時代ではない。

結婚しない人生を選ぶ人も増えている。

今回のコラムは「結婚をしたくない」男女の言い分に迫ってみた。
まずは男性編。結婚したいと思わない理由について言及する。

男が結婚したくない理由その1~「既婚者が羨ましいと思えないから」

・「周りを見ていても結婚がいいものとは思えない。『結婚しろ』とは親や会社の上司にも言われてる。しかし自分の親も周りもなんだかんだ結婚生活の不満や愚痴をこぼしている。そんな中で明るい結婚生活のイメージが膨らむわけがない」(30代男性/公務員)

――結婚したくならないのは周囲に「結婚に期待が持てるモデルケースがない」ということ
誰でも自分の知らないことや失敗しそうなことは避けたいもの。

成功例のマニュアルやお手本があれば結婚にいいイメージを抱くことはできるのに……。

しかも「結婚しろ」と言ってくる人が結婚生活を楽しんでやってるように見えないのに、それを勧めてくることが理解に苦しむ。

「結婚」というテーマを目の前に突きつけられ「とにかく、やってみろ」って言われたって困るよ、って話。

仕事なら仕方なくとも、結婚は「仕方ないからする」義務はないしね。

「体調を崩したり病気になったり、あるいは年を取ったときに一人で寂しくないのか?本当にそれでいいのか?」と言われても、まだ見えない未来に結婚を利用するのは納得のいかないこと。

男が結婚したくない理由その2~「結婚したくなるくらいの女性に出会ってないから」

・「本気で恋愛したことがない、というかそういう女性に出会ってないんですよ。こんな男は自分の周りにも山ほどいます。僕はもともとそんなに結婚願望があるわけじゃない。普通に恋愛できていれば問題なく考えますって。好きな女性が目の前に現れてはじめて結婚の覚悟ができる」(40代男性/人材)

――自然に出会って、恋愛して結婚……という流れが一番であっても、今は婚活しなければなかなか難しいというこのご時世。

しかし、男性は最初から結婚という形を意識することが難しい。

婚活する女性の多くは「誰とするか」より先に「結婚したい」という目標があって行動を起こすが、男性の場合「誰となら結婚を“考えてもいい”」というくらい。

だからこそ、マッチングアプリなどで出会った女性から、自分が意識するより先に結婚話を持ち出されたり、結婚に焦り気味だったりすると引いてしまうこともある。

純粋に目の前にいる女性を愛することができてはじめて、結婚を意識したり、結婚という制度に飛び込むことができるんだよ。

そう、数年前に反響を呼んだ総合結婚情報誌ゼクシィのCMでおなじみのコピーを思い出す。
「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」……。
「あなた」という相手だからこそ「したい」のであって、結婚したいと思える相手がいなければ結婚しなくてもいい時代ってこと。

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