コラム 女性が「離婚して良かった」と思う瞬間

恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト神崎桃子の「男の言い分vs女の言い分」……。

「こんなはずじゃなかったのに……」
好きな相手と結婚しても思い描いていた生活とはまるで見当違いになることもある。

ただ、離婚という道を選んで快適に暮らしている人もいる

今回のコラムは「女性が離婚して良かった」と思う理由について言及する。

離婚してよかった理由その1~「彼のマザコンぶりや姑の顔を見なくて済むから」

・「男性は誰もマザコンの要素はあると思いますが、元旦那は極度のマザコンで大嫌いになってしまいました。なんたって口癖が『なんでお袋みたいにやってくれないんだ』『お袋ならこうしてくれる』で、とにかく様々なことで比べられました。別れるときは姑にも罵倒されましたが、離婚してから心穏やかに過ごせています」(40代女性/人材)

・「結婚していたとき、義母は私の仕事や状況に全く関係なくいきなりやってきて“自分の息子にだけ”お土産を持ってきました。私の存在は無視。『どうせ手をかけた料理なんて作ってもらえないでしょう』と嫌味を言いながら夫の好きなものばかり作って持ってくることもありました。私の気持ちに見向きもせず義母に尻尾をふって甘える夫にもムカムカしました。2人の顔を見ないで済むだけで平和に暮らせます(笑)」(40代女性/webデザイナー)

――結婚してから夫の母親の干渉に妻が苛まれることも。そのストレスが蓄積されれば離婚問題に発展する場合もある。

親を大切にする気持ちがあるのはいいことでも“お袋大好き”の言動が目に余ると「この人と一緒にいる必要がある?」と疑問を抱くようになる。

義母と比較され「キミも僕の母親みたいにしてほしい」の発言もしかり、妻の話には真剣に取り合わずに右から左なのに、義母の話は愚痴だろうが世間話だろうが耳を傾けるなんて旦那も現にいたりする。

しかも妻側の訴えを「いや、お袋に悪気はないよ」「そんなのオマエが気にしすぎなんだよ」なんて母親を庇われてしまえば自分の立場もない。

嫁姑問題で頼れるのは、自分と結婚した夫だけなのに……。

離婚してよかった理由その2~「モラハラ気質だったから」

・「結婚前に店員さんを急かしたり、待たされると機嫌が悪くなるところがあったのですが、私には優しくしてくれてたので気にしていませんでした。今思うとそこを見落とすべきじゃなかった。結婚してからは私が何かミスすると心底呆れた感じで『お前バカか?そんなこともできないのか』と罵られるようになり、耐えられなくなりました。縁が切れて幸せな日常が戻りました」(30代女性/事務)

・「結婚してから私が少しでも意見すると『俺が食わせてやってるんだ』『この家に住めるのは誰のおかげだと思ってる』などと暴れるようになりました。苦しくなって友達に相談したら『それって典型的なモラハラ夫だよ。知り合いの弁護士さん紹介してあげるから』と言われて……。あのまま生活してたらホント危なかった。友達には感謝してます」(40代女性/美容関係)

――モラハラ気質の人は結婚前に兆候があることも……。

付き合ってるときに違和感を覚えたらそこは目をつぶってはいけない。
サービス業の方や店員さんへの態度というのは、そのまま将来、結婚した妻への仕打ちとなるのだから!

交際中に暴力を受けたことがなく、大声を出されたことがなかったとしても、結婚してから「稼いでる自分のほうが上だ。お前は俺の言うことに従え」となったりする。

実際手をあげなくとも“精神的なDV”は厄介。モラハラは、心に対する暴力。心に有害な影響を及ぼす。

怖いのはモラハラする人は相手を殴ったりするわけじゃないから、特に悪いことをしているという認識がなく、エスカレートする可能性も……。

「私の存在価値ってあるのだろうか」
と追い詰められ精神的に病む前に手を打つべき。

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