コラム 「気があるんじゃなかったの?」私を勘違いさせた男の一言

恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト神崎桃子の「男の言い分vs女の言い分」……。

「え?この人、私のことが好きなんじゃなかったの?」

男性からドキッとするような言葉をかけられついその気になってしまった……なんて経験を持つ女性は少なくないもの。

しかし、その“恋の予感”が外れたときの衝撃はハンパない。相手に期待してしまった愚かな自分を責めることとなる……。

今回は女性を勘違いさせた男性の言動に迫る。

私を勘違させた男の言動その1.「僕たち気が合うね」と言われた

・「お見合いパーティ会場で知り合った男性から「○○さんってモテるでしょ?』『ホントに相手いないんですか?』と言われ調子にのってしまいました。お酒が入ったのもあって『僕たち、ホント気が合うね』とついその口車に乗せられて……関係を持ったあと一切連絡が取れなくなりました。ああ、ホント情けない」(30代女性/アパレル)

・「婚活アプリで知り合った男性とLINEを教え合って頻繁にやり取りし、お互いの気持ちを温めてきたと思っていました。『こんなに気が合う女性は初めてだ。あなたとは運命のような気がします』と言われ有頂天に!いざ、リアルで食事をしてお店を出たら『2人きりで話しませんか』と……。それまでの甘い言葉はただ早急にことを運びたかっただけなのだと悟りました」(40代女性/インテリア)

――知り合って間もないのに何のためらいもなく女を褒める男というのは他の女性にも同じことをしていると思っていい。

女性側が結婚に焦っていたり、恋愛がご無沙汰だったりする場合、男性の発する言葉に洗脳されやすくなるもの。

「僕たち、相性がいいと思うな」
「あなたのような素敵な人に巡りあえて良かった」
「この出会いは運命のような気がします」
いくら歯が浮いたようなセリフでも“結婚”という二文字がチラつけば浮足立ってしまうことも……。

婚活系で知り合う場合「相手も結婚相手を探している」と思いがちだけど、そこに登録しているからといって、相手も真剣に結婚を望んでいるとも限らない。

ただ単に「素人の女性と関係を持ちたい」とか、「何人もの女性と遊びたい」という目的の男が潜入していることもある。

そういう場合は、いざ女性が関係を断ったり先延ばししたりすると途端に不機嫌になったり攻撃的になったりすることもあるから、ホント気をつけたほうがいい

私を勘違させた男の言動その2.「あなたにならなんでも話せる」と言われた

・「私のチームに配属になった中途採用の爽やかな年下男性。一緒にいる時間が長いせいもあって『〇〇さんは本当に話しやすい』『仕事の悩みでも何でも話せます』となついてきて……。『○○さんといるとなんか落ち着きます』と言われたときはもう『ああ、私に気があるんだな』と。しばらくして彼から『大事な話がある』と呼び出され、ドキドキして行ったら『〇〇さんには話しておきたいんで……』となんと結婚予定の彼女を紹介された。私の笑顔は凍りつきましたね。長いこと彼氏がいないとこうも勘違いしやすいのかってへこみました」(40代女性/建築関係)

――「キミなら話せる」「こんなことあなたにしか言えない」なんて言われたら、“自分は特別な存在なんだ”と受け取ってしまうことも。

男性側からしたら「気兼ねなく話せる」のは、それは異性として意識していないから。恋愛の対象ではないからこそ話せることもある。
好きな女性には余計なことを話してしまって引かれてしまったら困るから、会話は慎重になる。

しかし、なんでも話してもらえるほうは「私だからこんなに心開いてくれるのね」といいように解釈したくなるのも人の常……。

男性は付き合う前にはそうそう自分をさらけださない。気がある相手には最初くらいカッコつけるし、見栄を張る。

女性だってどうでもいい相手ならいざ知らず、恋愛対象となる男性には「ありのままの自分」など簡単には見せないはず。
外見も中身も、“すっぴんな自分”をさらけだすのはもっとあとのこと。

男性が「落ち着く」のは「もしかしたら……」という先の緊張を持たないから。
「落とす必要のない相手」だから、一緒にいてラクなのよね。

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