コラム 「結婚相談所に入会したのに」女性に断られてしまう男性の特徴

恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト神崎桃子の「男の言い分vs女の言い分」……。

「リモートで会社にもいかない」
「飲みにも遊びにもいけない」
長引くコロナ禍において生活が制限されるようになったさなか、一人暮らしの独身者がパートナー探しを本気ではじめる……なんてことを耳にする

マッチングや婚活アプリもしかり、結婚相談所を利用する人も増えている。しかし問題はお金を出して相談所にさえ入れば相手が見つかるというわけではないということ。

今回は大手結婚相談所に勤務する知り合いのSさんと“入会してもなかなか結婚できない男性の特徴”について言及する。 (前回の女性編はこちら

これまでの連載:https://suits-woman.jp/column/iibun/

デートでの言動ひとつひとつが大事なことを忘れている

Sさん:「男性とお見合いして女性がお返事を迷っているときは『ちょっとお見合いしたくらいではどういう人かなんてわかりせんよね。気負いせずもう一回会ってみては?』と背中を押すこともあります。男性側のアプローチや行動次第で女性の気持ちが変わることもあるからです。ですが、仮交際になってお食事やデートで失敗する男性はとても多いのです。女性は様子見している状態ですから、気遣いやマナーがなっていないとなると真剣交際にはなり得ません。女性も相手とのデートには前もって準備に時間を掛けたりそれなりにお洒落してきているのに男性がリードできなければ、女性は前向きな気持ちにはなれない。収入があってもお財布の紐が固い男性や会計がスムーズにできない男性もいます。そんな男性へ気持ちが盛り上がる可能性はないですね」

――女性が見ているのは男性が結婚相手にふさわしい人物か否か。
自分から申し込みをしたというパターンならともかく、相手やカウンセラーさんから促されて……となれば女性は冷静に男性を見ているもの。

それはお店の選び方、店員さんへの態度、お会計の仕方……などざまざま。

男性のお金の出し方(金額ではなく払い方)などは女性側からしたらその先の明暗を決めるといっても過言ではない。男性が率先して出してくれることの意味は安心して結婚生活を送れるかどうかの判断基準となる。

男性が奢らなきゃいけないというルールはないが、その姿勢が自分に気を遣ってくれている、自分に好意を寄せてくれているという証になる。

「お金じゃなくて中身のほうが大事だろ?」というのが正論とは限らない。
まだ自分に好きという感情が生まれていない状態では、相手のする行動でしかジャッジできないのだから。

若い年齢の女性にこだわる

Sさん:「一番困ることは男性の年齢が高くとも若い女性を希望するということですね。女性はそんなことはないのですが、男性は年齢が上がるほど年の差婚を望みます。確かに近年は若い女性も結婚相談所を利用する傾向がありますが、そもそも20代の女性の人口は少ないですから。それを30代・40代・50代の男性が集中してしまえば結果なんて決まっています。一般的に女性は年齢とともに結婚しにくくなると思われていますが、男性も年齢とともに成婚できにくいのです。成婚者の割合でいうと男性は30代が一番高くなっています」

――男性は自分の年齢が上がるほど相手の年齢が下であればあるほど喜ばしい。だから20代の女性はどの年齢層にも大人気ということになる。

この年下狙いの傾向こそ成婚率を下げている。
しかも成婚できなきゃ年間登録で延長し、結婚相談所の在籍年数が長くなるって話。

星野源さん(40歳)と新垣結衣さん(当時32歳)年齢差8歳の“逃げ恥婚”は男のロマンかもしれないけど、それは婚活市場の一般の常識とはかけ離れているということ。

相談所で成婚の割合は男性30代が最も多いということからも男性の望む年の差婚は夢のまた夢。

女性は年齢が上がるほど相手との年齢差がないほうを望み、自分の年代相応の相手を選びたがる。
男性も自分と同世代の女性に目を向ければ、もう少しパートナーを見つけやすくなるのに……。

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