コラム 独身男性が「結婚したほうがいいかも」と思うとき

恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト神崎桃子の「男の言い分vs女の言い分」。

「結婚なんて別にしなくても」
「独身であることになにひとつ困ってないし」
と結婚を避けたがる男性は今、少なくはない。

だが、それまで結婚に興味のなかった男性でも「結婚を考えるとき」が訪れることもある

今回は「男性が結婚したくなる瞬間」について言及したいと思う。(※前回の女性が結婚したいと思うときはこちら

これまでの連載:https://suits-woman.jp/column/iibun/

勇気や力を与えてくれる女性が現れたとき

・「女性と遊ぶのはいいけど、正直結婚はしたくなかったですね。いくら美人だろうが、体の相性がいいだろうが結婚となると話は別です。それに会社員を辞めて独立したかったし、自分の夢もかなえたかったので。『成功するかわからないし、そこにはリスクがあるから』とそれまでの女性には伝えていました。でも今の彼女は違った!やりたいビジネスの話をしたら『いいじゃない!その夢!私、全面的に応援する』と明るく言ってくれたんです。『え?借金?そんなの将来に向けての投資でしょ?』って。彼女となら結婚したいなって思いました」(40代男性/士業)

――結婚をしたくない男性の多くは、結婚に対していいイメージが持てなかったり、リスクを背負うのが嫌だったりするもの。

しかし自分の仕事や夢を理解してくれて、なおかつ自分の未来をバックアップしてくれるような女性が現れたら、結婚に対しての考えもかわる。

自分にやる気や勇気を与えてくれるような“あげまん”となら男性だって結婚したくなる。

なんと言っても男が結婚を決めるにはそれなりの覚悟が必要だから。

ただ単に「責任を取りたくないから結婚しない」でなく、「結婚するなら女性を幸せにしなければならない」という義務感があるから余計に覚悟が必要になる。

でも「女性を幸せにしてあげる」とか「女性を守らなくては」という変なプレッシャーから解放されれば結婚へのハードルは高くない。

男性だって本来は仕事が大変であればあるほど、自分のビジョンがあればあるほど、支えてくれる人が欲しいもの。

体調を崩したとき、不便を感じたとき

・「結婚は“いつかできたら”というくらいだった。それが仕事のストレスで体調を崩し入院するハメに。そのとき同じ病室の入院患者の男性には奥さんが毎日仕事帰りにちゃんとお見舞いに来てくれていた。僕のところなんか、最初にちょこっと会社の同僚が来たくらいであとは誰も来ない。結婚してないってことがこんなに寂しいと思わなかった。そばにいてくれる人が欲しい」(30代男性/専門職)

・「たかが風邪と油断してしまい、それをこじらせ何日も熱がなかなか下がらずにうなされた……。不摂生な生活がいけなかったのか、この状態でひとりで死んじゃったらどうしようってガチで不安になった。体が弱ってる状態だと精神的にもネガティブになるよね。結婚しないとこの先に待ってるのは“孤独死”?それだけは避けたい」(40代男性/営業)

――結婚に縛られない生活は気楽で自由。夜遅くまで飲み歩いてもオッケーだし、趣味にお金を費やせるし、好きなゲームを夜中までしても誰にも咎められない。

でもそんなふうに思えるのは元気なときだけ。

人間は勝手なもの。
不便を感じてないとき、健康なときは強気。
男性はバリバリ働けるときには自分の生活の見直しを考えることも健康管理の大切さを思うことなどない。

しかし、体力の限界を感じたときや体を壊したとき、独身であることの自由は不自由に変わる

自分だけじゃどうしようもないとなったとき、人は人を求めようとするのよ。

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