コラム 【40代おひとり様・田舎暮らし始めました】エスニック料理と業スーが恋しすぎて隣の隣の町へ旅に出た

こんにちは。東京暮らし約30年ののち、生まれ故郷の山口県に移住した、玉山たまこです。まだ、車がないので、あらゆる場所に自転車およびバス&列車で出向く日々を過ごす、おひとり様です。

前回、私の食いしん坊ぶりを紹介しましたが、おいしい店をリサーチするだけでは物足りず、ついに、おいしいものを手(本当は胃袋)に入れるプチトリップを決行してしまいました。きっかけは、「あ~、エスニックな料理が食べたい――!」という抑えきれないヨクボウ。

それも、タイとかベトナムとか、パクチーが入っているヤツ。地方にはおいしいお店がなかなかないんですよ。てなわけで、ネットで検索して見つけたのが、隣の隣に位置するA市にある、タイ&ミャンマー料理の店。なぜ、こんな地方にミャンマー料理? 東京でも食べた記憶がないので、興味津々。でも、列車で片道1時間はかかるので、食事をして帰ってくるだけではもったいないよね。そう考え、A市のお店&観光情報をリサーチしてみると、なんと、私の愛する業務スーパー、いわゆる「業スー」があるではないですか! 

東京時代は、業スーで扱っている台湾の「薄焼き餅」は、冷凍庫のスタメンでした。台湾の屋台で売られているB級グルメで、現地名は「葱抓餅(ツォン・ジュア・ビン)」。小麦粉をこねた生地を薄く広げて焼き、焼きたてをヘラでくしゅくしゅに崩して、卵と合体させて、あまじょっぱいタレを回しかけて……。思い出すだけでもヨダレがでます。業スーのそれは、日本に住む台湾人の方に教えてもらったので、味は折り紙付き。しかも、5枚入りで400円もしなくて、お財布にも優しいのです。朝ごはんや、小腹がすいた時のおやつにもピッタリなんですよー。

そして、もうひとつ、業スーで私が欲しかったのが、NZ産のグラスフェッドバター。草だけ食べている牛のお乳をバターにしたもので、おいしいうえにリーズナブル。食パンを作りすぎてもしかしてパン職人を目指しているのかと思う私には必要不可欠な食材なのです。

A市へのプチトリップを決行したのは、コロナ禍も落ち着いてきた、小春日和の土曜日のことでした。旅の相棒は、キャンプで使っている強力なクーラーバッグ。帰るころには、「葱抓餅」とバターがぎっしり詰まっている予定です(にやり)。途中1回乗り継ぎをし、家を出て1時間後にA市に到着。東京で私鉄に1時間乗っていてもたいした距離を移動した感じはしませんが、田舎でJRに1時間乗っていると、移動というよりも「行楽」気分です。クーラーバッグも下げているしね(笑)。

A市に着いてまず向かったのは、タイ&ミャンマー料理のお店。駅から近いと思っていたら、徒歩20分とな⁉ ま、おいしいランチのためなら、しょうがない。

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