コラム 【40代おひとり様・田舎暮らし始めました】田舎生活でポイ活に目覚めたものの…?

東京暮らし約30年ののち、昨夏、生まれ故郷の山口県に移住した玉山たまこです。最近、軽の中古車を手に入れました。でも長年運転していなかったので、まずはペーパードライバーズ講習に申し込み、受講の日をドキドキしながら待っているおひとり様です。

私が住んでいるのは山口県の瀬戸内側。山や田畑に囲まれていますが、ローカル線の無人駅まで徒歩5分で(電車は2、3時間に1本だけど)、コンビニやスーパーもすぐ近くにあり、暮らすにはわりあい便利な場所です。でも、家の目の前には国道があり、新幹線が通過する音も聞こえてきて、昼夜、騒がしいのが悩みのタネ。そんな騒々しい環境にもかかわらず庭先までイノシシが遠征にやってくるという、不動産屋だったら勧めていいのか悪いのかわからないような物件なんです。田舎暮らしを楽しみたい人にはうるさすぎるし、便利な環境で田舎暮らしをしたい人には、ちょい不便……。そんな感じの、ヒジョーに中途半端な田舎なのです。

今回はそんな田舎ならではのショッピング生活をレポートしたいと思います。

田舎暮らしをはじめてまず驚いたのは、友人知人、近所のおじさん、おばあちゃんにいたるまで、店のポイント倍増デーや割引情報を完璧に頭の中に叩き込んでいること! 東京にいたときは、近所のスーパーがポイント5倍の日だと知っていても、意識して買い物に行ったことはありませんでした。そういうのを気にする人が周りにいなかったこともあると思います。

しかし、ここでは、それは許されません。「今日、スーパーAは全商品5%オフよ!」とか、「ホームセンターNでは月末にポイントが5倍になるのよ~」だの、「水曜日はドラッグストアBがポイント3倍、20日と30日は5%オフになってお得だよ~」などなど。呪文のような言葉を唱えながら、親族およびご近所のみなさんが、車で買い物に連れて行ってくれるのです(最初のころだけですけどネ)。近隣の店のお得な買い物情報で私の脳みそのハードディスクはすぐにいっぱいになってしまいました。

ズボラな私はちょっとメンドクサイなと思いつつも、「お得」というのは魔法のことば。せっせと各店舗でポイントカードを作り、買いたいものがあるときには、安く買える日を意識して買うようになってしまいました。

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