こんにちは。フリーエディター&ライターのフルタアミ、34歳です。
「学歴も年収も肩書きも、何もかも満足できなかった……」。歳下のホタテくんと別れ、結婚を視野に入れた“本気の彼活”中!これまでのお話はコチラ
合理的な結婚をして自由な結婚生活を10年間送ってきたSさん。そんなSさんに、結婚についてあらゆるアドバイスをもらった(〜その1〜はコチラ)中で、特にタメなったのが恋愛と結婚の切り分け方について。もともとは恋愛体質だったというSさん。いったいどうやって自分をコントロールしたのか? そのマインド論について教えてもらいました。
恋のドキドキについて、論理的思考に切り替えてシミュレーションする
「恋愛体質って、やはり目の前にあるドキドキを優先しがち。だから、私もイケメンと付き合っていたときは、毎日が楽しくてドキドキしたんだけど、ただある程度、結婚はこうしたい……ってのがあったから、徐々に“彼は違うな”って、思うようになったんだよね。でも、やっぱりイケメンにドキドキするから、イケメンと一緒にいたい。どうしよう……
そうやって、悩んだりもしたけれど、結局私がどうしたかっていったら、論理的思考に切り替えて未来をシュミレーションすることで、かなり冷静な判断をしていたのかも。イケメンの子は一緒にいるだけでドキドキして楽しかったけど、私の行動を常に気にしている性格だったから、一緒に住んだら絶対に“どこに出かけるの?”とか、うるさくなるだろうな、とか。私が好き勝手なことをしていたらそのうち嫌な顔するだろうな、とか。
具体的にイメージしながら、未来をシミュレーションしてみると、答えは一目瞭然。だから冷静な判断をできていたのかもしれない」
恋のドキドキは“セクシャル”な魅力であることが多い
「あとね、恋愛のドキドキって、結局そこを突き詰めていくと、“セクシャル”な魅力な気がするの。要は性欲(笑)。つまりカッコイイ男の子とキスしたりスキンシップしたりしたい、ってことだと仮定するとね。それって、結婚って軸で考えると絶対にマンネリが訪れるものじゃない?だから、そこに飽きたときのことを想像して、一緒にいて楽しいと思えるのか?ってところを考えるのもスゴく重要だと思う。
いくらイケメンでも、価値観とか趣味とかがそもそも合わない人で、もしソレがなくなったときに、魅力が残るのかどうか。これを考えると恋愛に対して、ものすごく冷静な目を向けられると思うんだよね」
ほかに自分が楽しめることを見つけて、恋愛欲を薄める
「私、20代前半くらいから、ものスゴく食に興味を持ち始めたんだけど、そっちへの欲がどんどん高まっていくと同時に、恋愛欲が薄まっていった感覚があったんだよね。それまでは恋愛が楽しいこと第1位だったんだと思うんだけど、“食”にこだわり始めてから、どんどんハマっていっちゃって、そっちにお金も時間も使うようになったら、なんかちょっと恋愛の考え方とか、人の捉え方とかも変わった気がしていて。
だから、もしかしたらハマれるような楽しいことを見つけるのも、ひとつの方法なのかもしれないな、って」