コラム 【ホンキの彼活日記】彼との終わりに気づいた話……コロナ問題によるフィリピン脱出劇〜その2〜

こんにちは。フリーエディター&ライターのフルタアミ、35歳です。

「学歴も年収も肩書きも、何もかも満足できなかった……」。歳下のホタテくんと別れ、結婚を視野に入れた“本気の彼活”中!これまでのお話はコチラ

付き合って万々歳と思った彼氏とは自然消滅……。彼との終わりに気づいたのは、フィリピンでの都市封鎖問題で起きた日本への脱出劇がきっかけでした。〜その1〜はコチラ

日本に帰国するまで行動を共にした男性をきっかけに気づいた、彼に対するモヤモヤの正体

バスが運休になり、空港まで行く手段がなくなったことがわかった帰国前夜。私が日本へいったいどうやって帰ったかというと、通っていた英会話学校からも数人日本へ緊急帰国する人たちが出てきたとのことで、臨時で空港までの送迎車が出ることに。そこに相乗りさせてもらい、空港まで行くことができたのでした。その送迎車に乗れるか乗れないかが当日の朝になるまでわからず、本当にハラハラドキドキの状態が続いていました。

私と同じ日に日本へ帰ることになった人たち。飛行機の便も同じで、成り行きでその日出会って成田空港でサヨナラするまでほぼ半日くらい一緒に行動を共にしていたわけですが、ここで一緒になったとある男性が今回のキーパーソンとなりました。転職が決まっているそうで、次の会社に勤めるまでの数か月の間、気晴らしに留学しにきたというその人……ちょっとイケメンで嵐の二宮くんを塩顔にしてシュッとさせた感じで、超さわやかくん。いやいや、こんな緊急事態で恋心なんて抱いている場合じゃないとそのときは思っていましたが、でもこの男の子、すごくいい人だったんです。

どうして会ったばかりの彼のほうが居心地がいいのか?

彼はとにかくレディーファーストで、思いスーツケースを下すときや上げるときは手伝ってくれるし、空港でどこに行けばいいのかわからなくなったら、すぐに誰かに聞いてきてくれる。話をしていて、すごくスマートだなぁと思っていたら、彼の職業は税理士でした。そういうスペックにも本能的に反応していたことには間違いないのですが、それよりもなによりも、私が彼と接していてふと気づいたことがあったのです。会ったばかりの彼のほうが、なんだか居心地がいいし、話しやすいし、こういう緊急事態にすごく頼りになるし、頼もしい……

「チケットの返金、ちょっと待ってくださいね。僕調べてみるんで」と言って、私のチケットの返金手続きのところまで親切に調べてくれるし、「へー、モノ書く仕事なんですね。どうやったら文章って上手に書けますか?」と、いろいろ話しかけてくれるし。それと私が話すさまざまな話に、一つ一つ丁寧にリアクションをしてくれるんですよね。彼をちょっといいなー、と思ったのは間違いないのですが、彼と話をしていて、恋人であったはずの天才東大くんに対して感じていたモヤモヤが浮き彫りになったのでした。

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