コラム 【本気の彼活日記】高収入の45歳男友達とうっかり一線を超えてしまい……この既成事実、どう転ぶ?〜その2〜

15年男友達なら逆に何があっても平行線なのかも?

ちなみに会話の中で仕事頑張ってることを褒めてくれて、留学の話にも好感をもっていてくれて、大人になったなぁと言っていたところまでは事実です。しかし、それは前夜の話。朝起きてからの田中さんは、ベッドでゴロついている私に「ゆっくりしてっていいからね」と優しいものの、もちろん「結婚しよっか」なんて言葉があるわけもなく、既成事実に責任をとるような発言もありません。

だからといって気まずいわけでもなく、その時間は前日に飲んでいるときとまったく同じ空気感でした。

私「私も仕事だし、そろそろ帰るね〜」

ノリでハグだけして家に帰ってきたものの、心中、複雑なのは言うまでもありません。

ただ別にひどく落ち込んだりもしなければ、彼を「サイテー」と思ったりもしませんでした。そして「彼が気になる」ということもありません。もっといえば「また付き合ってもいない人……」みたいな自己嫌悪さえもありませんでした。もちろん彼との関係が気まずくなるとか、そんな雰囲気もまったくナシ。

いったいなんだったんだろう……。

どちらかというと、こんな気持ちです。もしかしたら15年も男友達で、何度もふたりで飲みに行っていて、それなのに何にもなかったような人って、逆に何かあってもずっと平行線なのかもしれません。

そして「彼からそういう話があったならアリかも〜」という、自分勝手で図々しい妄想。もしかしたら彼のほうも「アミから、そういう話があったならアリ……」って同じことを考えていたりして……?そういう意味では同じ価値観、同じ温度感だからこその長年の友人関係?からの一生平行線?どちらにせよ彼との未来はなさそうです。

翌日彼から送られてきたLINEは、その前日に教えてくれるといっていたパスタの作り方のレシピ。「おいしいから、つくってみてね〜」という平和なメッセージでした。
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プロフィール

フルタアミ

1985年生まれ。フリーランスの編集・ライター。ジャンルはファッションや美容系など。高校生の頃は渋谷で毎日たむろするようなギャル。大学に入ってから社会人5年目ぐらいまでは、今でいう港区女子的な感じでいわゆる“金持ち”と合コンを繰り返す。散々遊んだあとの30代は恋愛よりも仕事、仕事の毎日に。「私、仕事が充実しているの!」のキラキラアピールを隠れ蓑に「結婚はまだいいかな」と余裕ぶっていたところ、最近になって“30代ホンキの寂しさ”実感するように。仕事を頑張る今の自分は嫌いじゃない。だけど恋愛も本気で頑張らないと!と、幸せに向かって目下奮闘中! ちなみに見た目は「気が強そう、キツそう」と言われますが、中身はかなりおっとり系です。