こんにちは。フリーエディター&ライターのフルタアミ、33歳です。
「学歴も年収も肩書きも、何もかも満足できなかった……」。歳下のホタテくんと別れ、結婚を視野に入れた“本気の彼活”中!これまでのお話はコチラ
モツ鍋を食べて、近くのバーで軽くカクテルを飲んでからの彼の部屋
彼の部屋は、思ったより狭くて、ベッドとソファーでいっぱいいっぱいの空間。どちらかというとアメリカンなテイストが色濃くて、星型のクッションに星柄のベッドカバー、NYの町並みをモチーフにしたぱきっとした色合いのアートなど、元気なインテリアが印象的でした。
その夜は、ハワイで出会って、うっかりアバンチュールしてしまった志尊淳くん似のイケメン美容師さん(そのときの話はコチラ)との初デート。青山でモツ鍋を食べて、近くのバーで軽くカクテルを飲んで、そのあとは流れで彼の部屋に。自分でもびっくりするくらいなんの躊躇もなく、彼の部屋に足を踏み入れたのですが、それはハワイですでにコトを済ましているから、というのもあるのですが、彼に対して私自身が全く緊張感のない好意を持っているからというのは、後で気づいたことでした。
ベッドにゴロンと寝っ転がって「一緒に寝ようよ〜」と甘えてくる彼は、27歳で十分若いのですが、下手したら大学生に見えなくないくらいの童顔。かつ低収入で忙しいイメージのある美容師業界で、独立して成功を築いているからこその男らしい雰囲気も。さらにクリエイター気質が強い感じや、ほど良い自分大好き感、人にしっかり気遣いができるところなど、いろんな要素が組み合わさっていて、腹落ちするような魅力を感じます。
寂しがりやなところもあって、とにかくかわいい
おそらく、またこのまま彼と……という流れだったのですが、時計を見ると夜中の1時半。明日の午前中の打ち合わせのことが頭をよぎったので、その日は自宅に帰ることにしたのですが、タクシーに乗ったタイミングでさみしそうな声の志尊くんから電話が……。
「ねぇ……、やっぱり戻ってきてくれない?」
その声があまりにも寂しそうだったので、正直戻りたくなったものの翌日の仕事のことを考えると、どう考えても今ちゃんと家に帰って寝たおいた方が賢明。そんな瞬間に、改めて歳の差を感じながら「明日の仕事が早くて、本当にごめんなさい」と言って、その日は無事家に帰ることになりました。