コラム 【36歳女の婚活奮闘記】No.24 婚活歴と共にハードルが上がってる!? ゴメン、私は生理的に受けつけなかった…男性たち編 ~その2~

私は一瞬戸惑いました。でもスイーツは大好きなので結局いただいたのですが、やっぱりお見合いの席だし、食べやすく、口の周りが汚くならない、ムースのようなものに決めました。

「では私はミルフィーユとロイヤルミルクティーで! 彼女にはババロアとコーヒーを……」

彼が選んだのは、食べにくくて、こぼしやすくて、口も汚くなるというあのミルフィーユ!! デートで選んではNGと言われるミルフィーユをあえて選ぶとは(笑)。恐るべきスイーツ欲。さらにロイヤルミルクティーって。まるで女子みたい……。

「スイーツ好きなんですね! 私もよく食べますが、男性にしては珍しいですよね。」

「そうですか? 男性だって甘いモノ好きですよ。私なんてお酒よりスイーツを選ぶくらい。ひとり暮らしですが、たまに無性にケーキが食べたくなって買って帰ることもあるんです……」

そんな感じで、このスイーツから話題が広がり、少しふたりの距離が縮んだような気がしました。

でもその距離も、彼がカバンを開けた瞬間にまた開いてしまうことになるのです。

「そうそう、私、こんなものを持っていて…」

と彼はカバンを机に置き、その中から大きめの手帳を出しました。

その瞬間、何とも言えないニオイが!

……ん? これは、洗濯物半乾きのニオイ!!

彼の手帳の横に入っていた作業着らしきものから臭ってきたのでしょうか? 

「ほら、これ見てください! 私、仕事柄、スクラップとかすごく好きでして……よくワインのラベルをコレクションしている人がいるでしょ? 私はワインでなくてスイーツコレクション(笑)」

と、Mさんはとても自慢げにその手帳を見せてくれました。

「スゴイ! 食べたスイーツの写真とショップカードですか? 感想もしっかり書かれている!! すごくマメなんですね~」

確かにそのノートはすごいと思いました。でも私は、カバンから漏れてくるそのニオイが気になって仕方なかったのです。

「Mさんはこれから仕事ですか?」 

私がカバンをチラッと見て尋ねると、

「そうそう、夕方から今日は仕事に行かなくてはいけなくて……。これ、研究所の作業着なんです」

わざわざ取り出し、広げて見せてくれました。

モワ~と臭ってくる半乾きのニオイ……なんで晴れた日が続く時にこの臭いがするんだろう……。

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