コラム 【オレ流恋愛メソッド】「不倫不倫」っていうけど何をしたら不倫になっちゃうのかを考えてみる~その2~

恋愛研究家・六波羅ナオトの今回のテーマは「不倫」。後編では、男女間の不倫ジャッジのズレについて言及したいと思います。

男性と女性では不倫の考え方がまるで違う

前編で「継続した恋愛関係」が不倫に該当すると言いましたが、既婚男性が行なう不倫には、ただの恋愛関係とは言いがたい場合があります。

経済的ステータスを誇る男性が金銭などを供与して独身女性と肉体関係を持つ、いわゆる「愛人」です。女性からみると、「金で女を買う」という愚劣な行為に思えますが、愛人とはいえただの性のはけ口と思っている男性はほぼいません。なぜかというと、多くのリスクを背負って愛人を作ると言うことは、その愛人に対してなんらかの好意を必ず抱いているということです。容姿に対してなのか気立てなのか相性なのかはケースバイケースですが、継続して恋愛関係を続けている以上、これも立派な不倫と言えます。

よく、男性は恋愛感情がなくても女性を抱けると言われていますが、これは事実です。最も簡易的なこととしてアダルトビデオで自慰行為ができるということは、その女優の素性すら知らない相手と擬似的な性的行為ができてしまいます。また、風俗も然りですね。

しかし、お互いに継続した恋愛感情がなければセックスしても不倫にならないのではという疑問が湧き上がりますが、熱烈に相手を愛していなくても、継続して肉体関係を持つと言うことは、相手に対して何らかの好意があるということです。女性からみたら「男性は勝手な生き物」と断じられてしまいそうですが、筆者も男性の1人、甘んじて事実を認めざるを得ません。

男性は一度や二度セックスしたくらいでは不倫ではなく単なる浮気と考えます。女性の皆さんには大変申し訳ないのですが、罪悪感などなくセックスできてしまうのが男性という生き物です。しかし、1~2度の浮気のつもりが、相手の女性が自分に好意を示してくるようになると、悪い気がしなくなります。セックスや食事だけではなく、デートや旅行に行くようになると、相手に対する恋愛感情に気づき、一緒にいることに幸せを感じ出します。こうなると、男性はとたんに「不倫をしている」という自覚が芽生え、妻や子供に対して後ろめたい気持ちに見舞われるでしょう。

つまり、男性の不倫感には「体が先、心は後」の場合が多々あるということです。

では女性からみた不倫は?

一方、女性が考える不倫感を考えてみます。筆者は女子ウォッチャーとしても取材やデータ収集を行なっているのですが、30代~40代の人妻に「不倫の経験はあるか?」との問いに90%以上の確率で「ある」と返答がきます。多少、偏りがあるかもしれませんが、高確率であることは間違いありません。

 「ある」と答えた人妻が口を揃えて言うのが「好きな相手としかセックスしない」と言うことです。つまり、男性が好きでもない相手とセックスできることに対して、女性は人妻であっても抱かれるなら好きな男性とという気持ちが強いということが解ります。不倫とは言えただの性的欲求の処理と考えていないあたりが男性と大きく違う点と言えます。

また、「夫とは別れるつもりはない」という答えも100%でした。つまり、結婚と恋愛の相手を限りなく区別しているということも裏付けています。この点を深掘りしてみると、他の男性と恋愛関係に発展してもセックス止まり。恋愛をこじらせて、不倫相手と結婚するために家庭を壊すつもりは毛頭ないという意思がハッキリしていることも女性の不倫感の特徴といえます。

 結論としては、人妻とはいえ、何歳になっても恋心を持ち続ける1人の女子というのが的確な表現かもしれません。特に働く女性には顕著な傾向です。

 つまり、女性の不倫感は「心が先、体は後」と、男性と真逆なことを裏付けています。

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