コラム 【婚活サバイバル】アラフィフ婚活女が考察する、“ハイスペックな男性”と結婚したい女性~その1~

雑誌の婚活特集の背景

以前、アラサー向けのファッション誌編集部にいたとき、多くの読者モデルから「結婚したい!」「婚活特集をやってほしい」という声が寄せられた。正直、可愛いコばかり。コミュニケーションもちゃんと取れるし、性格が悪いとも思えない。彼女たちに彼氏ができない、結婚ができない、なんて理由がひとつも見つからない。

すると、彼女たちは言った。「結婚したいのは、ハイスペックの男性と、です」と!つまり、そんじょそこらの“フツー”の男性ではなく、ハイスペックの男性と結婚する方法を教えろ!ということだ。そもそも、「婚活」というのは、「ハイスペックな男性と結婚すること」だと思っている様子。それなりの価値がある男性でなくては結婚したくないし、そのために(それなりなスペックの)女性のほうが動く必要はない、ということらしい。

だから、彼女らに向けた婚活特集をするときは、ほかの雑誌や特集とはちょっと違う切り口になる。

通常の婚活企画は、「出会いがまったくない」というのが大きなネックのため、そこを一番掘り下げ、おまけとして、出会った男性と距離を縮める方法(話の仕方、メールの送り方など、超初歩的なコミュニケーションのとり方)などを指南していく。しかし、彼女らに向けた婚活企画は、“フツー”の男性との出会いもあるし、“フツー”の男性からはそれなりにちやほやされるモテキャラ女子というのが大前提!「どこでハイスペック男性と出会えるか」「どうやってハイスペック男性を見分けるのか?」「どうやって自分への興味を向けるか?」「どうやって結婚相手と認識させるか?」という内容になる。つまり、“男性に選ばれる方法”ではなく、“自分が理想的な男性を選ぶ方法”を指南する企画になるのだ。

正直、そういう企画って、だれにでも通用するように編集すると、「結局“見た目”勝負」って内容になってしまうのが常。だって、“ハイスペックな男性が興味を持つのはこういう女性”というのを具体的に挙げるとするならば、“ハイスペックじゃない男性”の好みと、たいして変わりは無いもの!こんな服を着て、こんな髪型して、こんな会話をして、こんな仕草をする……そんな上っ面な、しょぼい“女磨き”とやらで、ハイスペックな男性の多くは捕まえられないって思っちゃう。

有名結婚相談所のカリスマ所長やカリスマ仲人も、「ハイスペック男性の相手は、ハイスペックな女性というのが常なんです」って言っていたけれど、その理由は、一緒に生活するならば、いまの生活レベルが同等、育ってきた環境が同等、価値観が同等……などが決め手となるからだそうだ。

つまり、庶民と王子様の結婚は、奇跡というわけ。

隠れたハイスペック男子をしっかり見抜く力量があるお相手の女性、できる!と思った次第。

“ハイスペック男子”を射止めたいと思うなら、自分もそのレベルにならないと!どんな女性が“ハイスペック男子”を狙っているのか……?~その2~に続きます。

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プロフィール

清葉 アキ子

1974年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後、独立して、ファッション誌の編集ライターに。子どものころから占いをすれば必ず26歳で結婚!と出ていたので何も考えず26歳まで生きていたけれど何も起きず、誤差もあるだろうと28歳くらいまで悠長に暮らしていたが、誤差ではないとようやく自覚。大好きな仕事で充実した毎日を過ごしているものの、仕事が大好きすぎて彼より仕事を選んでしまうことが恋愛敗北者になる原因のひとつ。仕事で数多くの恋愛企画、婚活企画を担当していることで、知識だけは豊富になる一方。基本的に真面目で考えすぎる傾向にあり、ノリや雰囲気にのまれにくいタイプ。