コラム 【婚活サバイバル】アラフィフ婚活女も我が身を振り返る、20代・30代・40代の結婚観の変化~その2~

仕事で私(40代)のアシスタントをしてくれている女子が2人いる。1人は23歳、もうひとりは30歳。

23歳の子は大学時代から3年ほど付き合っている彼がいて、もはや“最も仲のよい友人”化しているという。彼女は早婚した母親に「早く結婚しなさい」と言われ続けているため、そういう意識はあるけれど、なにより自分のやりたいことがまだ定まらず、その道を見つけられないでいるため、結婚は二の次、三の次……と言ったところだ。彼ともうまくやれているし不満はないが、人生の逃げ道として結婚を選ぶのは違うと思っている。

「いまの彼と結婚したいの?」と彼女に聞くと、「彼じゃなきゃ絶対にダメ!ってほどは思っていませんね。もっといい人がいるかも?と思っているけれど、それを探したいって気持ちはないです。がんばるべきはそこじゃなくて、自分の“やりたいこと”を探すことだと思っているから!」なるほど。「でも、それで結婚逃したら、あとで後悔しちゃうかもしれませんね」と笑って言った。ああ、この笑い、若い子の余裕の証だわ~。

そんな話を聞きながら、30歳のアシスタントは若い彼女に力説する。「絶対、20代で結婚しておかなきゃダメですよ!」と!

彼女がそう強く“結婚”をすすめ理由とは?~その1~はコチラ

30歳で結婚していないと……!?

「30歳で結婚していない人は、人間性を疑われます」

よくぞ、私の前でその言葉を言ったね(失笑)!まぁ、否定はできないけれど……(私が心が広い人で、よかったね。普通なら、アシスタントはクビになってるかもしれないよ(笑)!)。

彼女曰く、彼女も出版社で勤めて雑誌の編集に携わりたい!という夢を抱いていたという。1年前まで地元・関西で広告制作の仕事をしていたが、30歳までに夢を叶えて落ち着きたい!という信念を抱いて、29歳で上京。1年間、書籍編集の仕事で経験を積んだのち、雑誌の仕事を目指して私のところにやってきた。

「足場を固めないと、結婚は考えられない!って思っていたけれど、なかなか足場が固まらない!だから結婚ができない!!」と彼女。

わかる~!私も20代のとき、そういう気持ちでいたもの!!26歳でやっと編集職に就けたが、新卒の人より4年もスタートが遅いと自覚していたために、人の3分の1の年数で使いものになる編集者になろうと努力してきた。ふと気づいたら30歳という大台が目の前にあり、“では、次は結婚❤”と思ったときには、選択肢がだいぶ少なくなっていた。彼氏が何年もいない……ということはなかったが、自分が成長した分、人に求めることも多くなっていた。

「人生かけて上京してきましたが、結婚しないうちに30歳になってしまいました……しかも仕事も定まってない。就職面接でも落とされ、結婚もできない私は、全世界から人間性を否定されているような気がしてきてしまいます」と彼女。

たしかに、30歳って、人生を考える節目よね。私は忙しすぎて30歳を素通りしてしまったけれど、32歳で独立しなくてはいけなくなったとき、そういう気持ちで支配されそうになったもの! 

「仕事が上手くいかないから結婚」「仕事がツライから結婚」というのは“逃げ”だと思ってずっと倦厭してきたけれど、いま思えば、そういうのも悪くなかったのかな。“逃げ”というよりは“甘える”という意味でだけど……。まずはどちらかを叶えて、というのもアリだったのかもしれない。どんなにがんばったって“一人前の大人”なんてなれないのだから。

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