コラム 【婚活サバイバル】アラフィフ婚活女もわかる…忙しくしている女性は結婚できない説~その1~

今で言う「あざとい女子」なK子

私自身、モテ要素のまったくない女性よりモテ要素のある女性のほうが好きだ。華があるしノリもいいから。

でもK子はちょっと苦手だった。彼女はモテを意識しているのだが、そのモテのテクがなんとも……。パンツ見えるほど(いや、見えていた)のミニスカ、バカのひとつ覚えのようにピンクづくめ、何年間も変わらないストレートのロングヘア(ヘアチェンジすることもなく、どんなに暑い日でもまとめることもない)、毎日変わらずナチュラルメイク。外見は、絵にかいたような古典的で超超超超~王道の“モテ系女子”だ。

同僚たちも私も、「ああいう“わかりやすい”表面だけのモテ女に引っかかるのってアホな男しかいないよね~」と彼女のことをひそかにバカにしていた。そんなK子と2年ほど続いている彼氏は、どんなアホなのかだれも知らないが……。

彼女は旅行代を彼に出してもらって夏休みを満喫したり、彼に欲しかったジュエリーやバッグをおねだりして買ってもらったり……と、幸せそうではある。

K子が同僚たちから“微妙~”って思われていたのは、正直、羨ましさによる嫉妬ではない。見た目だけではない。どんなに仕事で困っている同僚がいても、見向きもせず、常に自分ファースト。後輩の面倒を見る、同僚に協力する、なんてことはなかったし、部署の忘年会やら送別会やらに顔を出すなんてことは一度もなかった。ちなみに、ランチすら一緒に行った同僚はひとりもいない。つまり、会社に、仲のいい人ってのがひとりもいなかったのだ。

たしかに編集者というのは、自分の担当企画は自分の責任においてやるものだ。しかし、大勢で1冊を作るというチームワークも重要であるのに! 

K子いわく、「そんな時間とお金は彼氏と使いたいから……」。

どうやらK子にとっては自由になる時間をキープするのが最優先。仕事が不規則な彼に合わせたり、急な呼び出しにも応じられたりできるようにスタンバイしていたいってことらしい。彼女には趣味らしい趣味はなかったし、どんなにから、本当に“空いた時間は彼のため”だったんだろうな。

人づきあいにしばられない。やりたくないことはやらない。

「彼氏」「モテ」以外のことに引っ張られない意志の強さで、忙しすぎない毎日をすごしている。友だちが少なくても、幸せは満喫。

あれ?いま思えば、彼女の生き方って、なんか今どき! 

「ぶりっこ」「あざとい」と言われても、それを貫く人たちは、ある意味「強い」とも言える。

女性側の努力によってつながる縁もあるけれど、男女ともに忙しいこのご時世、どうやって時間を作る?~その2~に続きます。

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プロフィール

清葉 アキ子

1974年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後、独立して、ファッション誌の編集ライターに。子どものころから占いをすれば必ず26歳で結婚!と出ていたので何も考えず26歳まで生きていたけれど何も起きず、誤差もあるだろうと28歳くらいまで悠長に暮らしていたが、誤差ではないとようやく自覚。大好きな仕事で充実した毎日を過ごしているものの、仕事が大好きすぎて彼より仕事を選んでしまうことが恋愛敗北者になる原因のひとつ。仕事で数多くの恋愛企画、婚活企画を担当していることで、知識だけは豊富になる一方。基本的に真面目で考えすぎる傾向にあり、ノリや雰囲気にのまれにくいタイプ。