コラム 【婚活サバイバル】アラフィフ婚活女は耐えられる?親の“介護”が視野に入る、大人の婚活事情~その2~

親が亡くなってしまったら、ひとりで耐えられるのだろうか……? 私の両親は70代前半でまだどちらも健在なのだが、親が亡くなったという同世代の友人・知人も増えてきている。婚活アプリに登録されている男性のなかにも、「両親がすでに亡くなっているので介護や同居などの問題はありません」というような文言を自己PR文に書き添えている人がちらほらいる。アラフィフの婚活は、考えるべきことがたくさんある。 ~その1~はコチラ

家族が多いことはあいかわらずあこがれているし、好きな相手の大事な人(親)も大切にしたいとは思ってはいるけれど……。ある程度一緒に過ごして情がある家族の介護はしょうがないと思えそうだが、いきなり「この人を介護して!」と言われるのがわかっていたら、たしかに困るかも……? 避けられるなら避けたいって思う人の気持ちもわかる。

“ババつき”以外の“おまけつき”のほうが、もっと困る!?

仕事仲間の友人女性が、“結婚の予行演習”と銘打ち、結婚前提でつきあっていた彼と同棲をすることになったときのこと。彼は母親を亡くして父親と2人で1年ほど暮らしていたのだが、この父親が“THE昭和の男”で、家事類がなにもできない。だから、1人で置いていくわけにいかないとのことで、結婚後も3人で暮らすのが条件だったため、同棲も彼と父親が住む家で始めることになったそう。

洗濯も料理も掃除も、たいていの家事は2人でも3人でもたいして変わらないと思っていたが、「僕のことは気にしないで!」と言っていた父親も、結局何もしないので、彼女はかつていた母親と同じ役割に……。ご飯の時間になると夫と父親が何も言わずにすっとダイニングに座り、まだ食事ができていないとなるとできるまでずっと座っている。必要なものが見当たらないと、「あれはどこ?」と聞いてくる。「彼の父親は仕事をしているし、そこまで面倒はかからないと思ったけれど、あの家で私は “お嫁さん”ではなく “お母さんの代わり”になってしまったの。まだまだ元気ということで、この生活があと何十年も続くとおもったら、耐えきれなくなっちゃった。彼を好きだったけれど、入籍直前に家を出ちゃった……」と彼女。ババのようにいろいろ手や口をだしてこないジジならいけると思ったのだが、何もしないならしないで、これまた面倒……。

私が昔つきあっていた男性は、現在は一人暮らしで、同居するつもりはないと言っていた。お母さまには何度かお会いしてお話した限りでは、すごく素敵な方で、万が一、将来的に同居になったとしても不安を感じることはなかったのだが……問題は彼の兄と妹。父親が亡くなったときに敷地や財産を3人の兄妹で分け、独身の兄は実家の敷地内にある離れの一戸建てに住み、バツイチの妹は敷地内に建てたアパートに息子と2人で住んでいる。兄も妹も、定まった仕事を持たず、アパート経営の収入と遺産ですごしている。食事の時間になったら、母親の家のダイニングに座り、「まだ?」と待つだけ。食べた後のかたづけだけでなく、彼らの洗濯も母親がやっているとか……。妹は精神的な疾患があり自殺未遂で長期入院をしたり、自分探しで海外に出かけてしまったり、ということもよくあり、その間、孫の世話はほぼ、ばあば。実際、妹の入院中、私と彼のデートに妹の息子も連れて行ってほしいと言われて、ちょっと驚いたことがある。もし彼らの母親がいなくなってしまったら、唯一働いている彼が、兄と妹とその息子の生活の面倒まで見させられるのではないか?そう思ったら、彼との結婚を考えざるを得なかった。

あ……私、他人の家族のことをあれこれ言っているけれど、もしかしたら、私の弟のお嫁さんも、「お姉さんが一生独身だったら、私たちが面倒見なくちゃいけないの!?」なんて言われているかもしれない。“困ったおまけ”って思われていたらどうしよう……。

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