コラム 【婚活サバイバル】アラフィフ婚活女は避けたい、“疲れたおばさん”化現象~その1~

私、清葉アキ子は現在46歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

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46歳、たしかに中年ではあるけれど……友人の“疲れたおばさん”化にショック!

ある土曜の夕方、最寄り駅である都内の主要駅近くで、近所に住む同い年の女友だちとすれ違った。

実はすれ違った直後まで彼女に気づかなかったのだが、なんとなく振り向いたとき、歩き方で彼女だと気づいた。すぐに名前を呼んだのだが、彼女は駅に向かってゆっくりと歩いていく。私は呼びかけながら走って戻り、彼女の真横まで行って肩を叩いたところで、ようやく彼女は「あ……」と言って顔を上げた。その顔を見た瞬間、驚いた。声をかけてはいけなかったのではないか?と思い、「あ、ごめん」と言って一歩引いてしまったほどだ。こちらを向いた彼女の顔は、マスクをしていてもわかるくらい無表情に近く暗い印象だった。

いまでも週1回以上は会っている、30年来の旧知の仲である彼女。いつもならどんなに遠くからでも、人込みの中でも、歩き方や雰囲気で彼女を見つけることができる。なのに、なぜ、人通りもそう多くはないまっすぐの道で、すぐに彼女だと気づくことができなかったのか? 

それは、彼女が下を向いていただけではない。白のTシャツにマキシスカートという夏の定番ファッションに身を包み、肩を落として歩いている姿が、正直、“疲れたおばさん”に見えたのだ。というか、視界には入っていたけれど、近くにくるまでは存在を認識できなかったくらい景色化していた。その物体とすれ違ったときに、なんか重たい空気感のようなものを感じて、たまたま振り返ったら彼女らしき姿を見つけたという……。

「なんて顔して歩いているのよ~!」と言うと、彼女はこう答えた。

「ひとりのときは“話しかけるなオーラ”を出すことにしているの。正直、だれの視界にも入りたくないんだよね……」

“華やかOL”が、“疲れたおばさん”として風景化していった原因は⁉

大手広告代理店勤務の彼女。20代から『CanCam』を隅々まで熟読し、頭からつま先まで “エビちゃん”のような“モテ可愛”系を目指していたし、ファッション誌編集部で働く私が「本当にその恰好で会社に行っているの⁉」と聞いたことがあるくらい、驚くほど華やかなワンピースを着て通勤していた。ホットカーラーで髪を巻き、アイラインをキリッと引いて肌を高揚させて、お尻をぷりぷりさせながら無邪気な笑顔で歩く姿は、かなり遠くからでもその存在が確認できるほどだった。会社でも十分目を引いていたのだろう。上司や先輩、取引先の男性たちから、頻繁におさそいがあり、有名レストランなどに誘われていたのを知っている。

いま、あの頃の彼女の面影はまったくない。たしかに。46歳でフリフリのモテ系ファッションに身を包んでいてはキケン人物になってしまいかねない。それに、時代も女子パワー全開の時代からシンプル&ナチュラルの時代に変わっているしね。

でも、彼女が“疲れたおばさん”化してしまっているのは、時代背景や年齢のせいだけではなさそう。

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