コラム 【婚活サバイバル】アラフィフ婚活女の友人、「3か月で婚約」を目指して結婚相談所に入会しました!~その2~

恋愛ご無沙汰歴10年の友人が3か月で婚約を目指して、結婚相談所に入会。しかし、彼女の意にかなう男性はなかなか存在しないようで……。~その1~はコチラ

マッチングアプリより、結婚相談所のお見合いのほうが“コミュ力”が必要かも!?

私自身、30代前半でお見合いをし、40代前半でマッチングアプリを始めたが、いちばんびっくりしたのが、世の中には会話がスムーズにできない男性が多いこと! 

マスコミ業界に20年以上いた私のまわりには、話し好きや聞き上手ばかりいる。なかには、自慢話ばかりで面倒なタイプや、話を盛りすぎて嘘ばかりつくタイプもいたけれど、チャラくても情報ツウだったり、おとなしくても知識が豊富だったり、会話の話題に困る人にはそうそうお目にかかれない。コミュニケーションをとるのに苦労する、ということはなかった。大学時代に遡っても、年齢も離れていて、性別も違うし、趣味がまったく合ないのに、いまだに友人としてつきあっている人は何人もいる。

なのに、いままでお見合いやマッチングアプリで会った相手のなかで、スムーズに会話ができた人は、正直1割に満たない。とにかく面会の数をこなし、話ができない人とのやりとりもこなしてきたいま、私のコミュ力はかなり上がった(と思っている)。ふだんから初対面の人に取材をしてきた私でもそれなりに苦労したのだから、ふつうのコミュ力レベルでは、かしこまった状況での初対面で1時間以上話すのって、かなり厳しいと思う。しかも、Zoomという画面を通しての面会はとくに!

マッチングアプリの場合、写真とスペックから入るが、メッセージのやり取りがあって、会うことになる。そのやりとりは数回の人もいれば、何か月にもわたる人もいるけれど、ある程度のコミュニケーションをとってからの面会だから、少しは相手を知っている状態なので、まったくの“はじめまして”感は薄らぐ。しかし、結婚相談所でのお見合いは、写真とスペックから入るのは同じだが、次のステップが“会う”になる。会う約束は仲人さんがするから、お互いのやりとりが一切ない状態で初対面し、1時間以上も話さなくてはいけない。これって、相手がかなりコミュ力高いか自分がコミュ力高くないと、絶対、厳しいと思うんだけど……。

しかも、結婚相談所を介したお見合いの場合、3回で“おつき合いを始める”か“会うのをやめる”か決めなくてはならない。つまり、1時間×3回の会話で、相手をそれなりに知らなくてはいけないとなると、かなりの会話力が必要となる。もし3回の面会後におつき合いを始めても、その3か月後には“婚約する”か“しない”か、決定しなくてはいけない。

となると、本命に出会う前に、ある程度の人と会って、コミュニケーション能力アップの練習する必要、ある気がするんだけどな……。

ちなみに、例の婚活初心者の友人は「リアル世界で会うお見合いよりZoomお見合いのほうが楽チン!」と思っているようだが、私自身、実はリアルに会うほうがハードルが低いって思っているんだけど……。

なぜなら、リアルに会うときのほうが、話題のキッカケになる要素がまわりにいっぱいあるから。初対面の挨拶のあと「ここまでどうやって来たんですか?」「今日は暑いですね」「すごく景色のいいカフェですね。よく来られるんですか?」などと差し障りのない話から始めることができるし、カフェでコーヒーを頼んだら「コーヒー派ですか?」と話し始めることができる。とりあえずはじめにさりげなく雑談ができれば、本題の話もしやすくなる。ときどきまわりを見るような感じで視線をそらすこともできるから、緊張感も和らぐはず。

これがZoomお見合いだとそうはいかない。「初めまして。よろしくお願いします」のあと、雑談がないまま、いきなりプライベートな話をせざるを得ない。常に画面に目線をやらねばならず、視線を外すこともできないから、緊張感が増長しがち。話の口火になる要素がまわりになく、いきなり本題に入ることになり、深いプライベートな話を打ち解ける前から始めなくてはいけなくなる。よく知らない相手に深い話をすることには抵抗あっても、それは相手も同じ。そんな会話を1時間みっちりしたところで、「会えてよかった~」という感想より「疲れた~」という感想のほうが勝るのが、安易に想像できる。よっぽど気が合って、盛り上がった相手以外はね……。

リアルに会うのとズームで会うの、どっちがいいのかは、コミュ力しだいってところが大きいかも。

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