コラム 【婚活サバイバル】アラフィフ女が気持ちのままに逆プロポーズしてみた、結果~その2~

アプリで知り合った男性とおつきあいして1年半の彼と、4日間の海外旅行に行くことになった2020年の1月。土砂降りの雨で絶景を見ることができないというアクシデントがあったにもかかわらず、お互いに大満足の4日間を過ごすことができた。「またリベンジしに来ようね!」と彼も旅行を大満喫。楽しかった旅の興奮と、一緒に楽しんだ時間が終わってしまう寂しさとに襲われ、私は彼に逆プロポーズをしてしまった。そのとき彼は……?

詳しくはコチラ~その1~

“ドラマティックな告白”を聞いて彼は……?

「いままで一緒にいろんなところに行って、いろんなことをして、そのどれも楽しかった。仕事がどんなに忙しくても、〇〇クンとの楽しい時間や存在があったから乗り越えられたし、仕事ばかりになりがちな私がプライベートの時間を大切にしようと思えるようになったのも〇〇クンのおかげ。本当にいままでありがとう。

これからも私がツラいときには〇〇クンにそばにいてほしいし、私も〇〇クンがツラいときには笑顔にしてあげたいって思っている。こういうデートや旅行っていう特別なことだけでなく、毎日のなにげないことも一緒にできたら、毎日がもっともっと楽しく素敵なものになると思うの。これからもたくさんの思い出を一緒に積み重ねていきたいから、私と一緒に暮らさない? 結婚しよう!」。

いつもふざけ合っている私たちなので真剣な話をしたことはほとんどない。でもこのときの私は、真剣に彼の目をじっと見つめてこう言った。逆プロポーズまでする気はそこまでなかったけれど、そのときに思っていることはちゃんと伝えようと思ったら、こんなふうになってしまった。でもこれが、そのときの、私の、嘘偽りのない正直な気持ち。

彼の気持ちを聞きたいから、私の気持ちもちゃんと伝えたい。それが本音!

実は、自分から告白すらしたことない私が、まさかの逆プロポーズ!

私のひとつひとつの言葉を、「うん、そうだね」「うんうん」「僕もだよ」と相槌を入れながら聞いていた彼だったが、私は気づいてしまった……後半、彼の目の奥が私の目を見ていないことに!

私の話を最後まで聞く前に、「ほんと今回はいままでで一番長い時間一緒にいたね」「またどっか行こうね」……彼は私を強くハグをしながらそういう言葉をいくつも言った。私の一世一代の“逆プロポーズ”に答えたくないという彼の気持ちも、目をそらすためのハグだというのもわかってしまった私は、幸せの絶頂から突き落とされたような深い悲しみ襲われ、大粒の涙が次から次へとあふれ出てきた。

人前でここまでぐちゃぐちゃに、そして相当ブサイクに泣いたのは、オトナになって初めてかもしれない。

彼は、いつもの私から想像もできなかっただろう号泣する私を見て、どうしたらいいのかわからないといった様子で、顔を見ないですみ、突き放しはしないと言う意味で、黙ってハグ。私が泣き止むのを待っている様子だった。

「私の目をちゃんと見て!」「私がちゃんと気持ちを伝えているのだから、答えにくくてもちゃんと答えて!」

そう言いたいのに、胸の苦しさと嗚咽で、まったく声にならない。私の正直な気持ちにちゃんと返してくれないこと、私に向き合ってくれないことが、とてつもなく悲しかった。

やっとの思いで声を絞り出してそう彼に伝えたが、彼は、私の目を見ようともしてくれない。ただただこの時間を“無”でやりすごそうとしてるのが明らかだった。彼の顔を両手で挟み、無理やり顔をこちら側に向けて目を合わせると、彼は瞳孔が開いたような眼をして、聞こえるギリギリの小さな声でこういった。

「僕は……だれかと一緒に暮らすというのが……ムリなんです……」。

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