コラム 婚活サバイバル|もしかして、これがリアル48歳“子供部屋おじさん”!? ~その2~

大学時代からの知り合いで、ここ10年ほど数か月に1回程度で会っている男友だちは、地元・横須賀が大好きな 48歳・独身。学生時代の彼女と4年間同棲したものの、別れたあとは実家に戻り、そのまま実家暮らしをしている。

転勤族の娘で“地元”なるものがなく、“幼馴染み”というのもいない私にとって、20年以上も前からの知り合いである彼は、私にとって、もはや“幼馴染み”的存在。好きとか嫌いとか、男とか女とか、趣味が合うとか合わないとか、まったく関係ない。世代が一緒で、どうでもいい話ができて、一緒にいて疲れない。仕事も婚活も関係なく、女子のような面倒くささがまったくないうえ、気を遣う必要のない彼との(いい意味で)“くだらない”時間は、私にとって大切なものだ。

詳しくはコチラ ~その1~

子どものころから生活パターンが変わらない“実家暮らし”

彼女と別れて同棲を解消してからは、実家に戻り、実家の近くの仕事に転職。平日は夕方には帰宅し、18時に夕飯を食べて、19時には近所のパチスロに出かけて閉店まで遊ぶのがルーティーンという、男友だちの彼。休日は友人と会う予定がなければ、オープンから昼までパチスロに出かけ、12時に帰宅して昼食を食べ、13時にはまたパチスロに出かけ、満足するまで遊ぶという。パチスロで勝てば友人に声をかけて飲みに行くこともあるし、遊んでいる間に友人たちから誘われれば飲みに行くこともあるが、18時の夕飯までには必ず実家に帰るというのがいつものパターン。この生活は30年以上変わっていないそう。

「19時から友だちの店に飲みに行く予定だったのに、18時に夕飯ができていなくて、親父と俺とで母親に怒っちゃったんだよね」「母親が姪っ子に会いに静岡に行っちゃったから、昨日の夕飯は親父が作ったマズいラーメンでさ……」「父親も母親もそろって旅行に出てるから、外で夕飯食わなきゃ」「お気に入りの〇〇のトレーナーが洗濯されてなくて、今日は着て来れなかった」「去年めちゃくちゃ着ていたお気に入りのアウターのボタンが取れているのに母親がつけておいてくれなくて」「靴下の組み合わせを母親が間違ってしまっていて……」「母親が姪っ子のところに行きっぱなしで衣替えされていなくて、寒くなってきたのにコートがなくてさ……」

夕飯18時って……早すぎる。お母さん、何時から夕飯準備しているのかしら!?

そんな話を聞くと、実家の生活スタイルが幼いころからほとんど変わっていないのがわかる。家事全般は完全には母親任せで、母親ができないときは、もうひとりの親である父親がやる……。48歳になったいまも、まるで小学生のころと同じように生活していて、家族の関係性も変わっていない。結婚して家を出た妹がいなくなったというのが、この家族で唯一変わった点。

部屋ももちろん“子供部屋”のまま!

彼の話を聞いていると、どうやら、部屋も小学生の頃からずっと同じ状態。40年間で変わったのは、本棚に教科書がなくなってプロレス雑誌と漫画が詰まっていることと、貼っていくことで増えていく某ミュージシャンのポスターやライブチケットの数。「貼るスペースがふすま1枚では足りなくなって2枚目にまで突入しちゃったよ~(笑)」と彼。彼女と同棲していた4年間以外は、ずっと同じ環境で、同じように過ごしてきたのだろう。

こういう人って、マザコンというのもちょっと違うかもしれないけれど、完全に母親がいないと通常の生活ができない大人ってやつじゃない!? 自立できない(というか、しない)大人。“子供部屋おじさん”って、こういう人のことを言うのかな?

「料理? やろうと思えば焼きそばくらいは作れるよ!」

「洗濯? 洗濯機に入れるだけでしょう? やろうと思えばだれでもできるんじゃないの?」

やればやれるかもしれないけど、やったことがないってことは、まったくやらずに生きてきたのか……!?

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