コラム “女の幸せ”はやっぱり「結婚」……しかないのか!?~その2~【婚活サバイバル】

47歳の誕生日。自宅でひとり、徹夜で原稿を書きながら、ふと悲しい気持ちになった。仕事で過ごす誕生日も、ひとりで過ごす誕生日も、いままで悲しいとか寂しいとか思ったことがなかったのに……一体、なぜ!? 

もしかすると、最近見ている“THE トレンディドラマ”から、「結婚=“女の幸せ”」と洗脳されたのかもしれない。

だって、恋愛ドラマはもちろん、ホームドラマを見ても、20代半ばを過ぎて、結婚&出産をしていない女性は、完全に“女の幸せ”を逃した人扱いされ、あからさまにディスられているんだもの! 20代後半であそこまで言われているのなら、40代も後半の私なんて、もはや完全なる“不幸の女”って話じゃない……。

「結婚」や「出産」が“女の幸せ”であるとするならば、どうして私は、それを20年前に手に入れられなかったのだろうか……。

~その1~はコチラ

「結婚」していない女性は“不幸せ”と決めつけないで!

婚活をしていると、「アキ子さんはモテると思うのに、どうしていままで結婚しなかったの?」という質問をよくされる。「モテるのと結婚したい相手と縁があるかどうかっていうのは、ぜんぜん違う話ですよね~」なんて笑ってスルーするようにしているが、「どうして?」というのをどうしても知りたい人たちが多いようで……やたらしつこく聞かれる。それがわかったら苦労はしないのだが、私自身が自覚する大きな理由は、仕事が忙しく、没頭しているうちに20年もの時間が過ぎていた、ということ。そう言っても、正直、だれも信じてくれない。私が「編集部に泊まり込んでいた」と言っても、「土日も休まず働いていた」と言っても、「いやいや、そんなことはないでしょう(笑)」と冗談だと思われて終わる。そうして、私の“アラ捜し”はさらに続く。

で、“アラ”が見つからないとわかると、今度はこう言うのだ。

「“女の幸せ”より仕事を選んだんだね……」

男性は独身でいても「“幸せ”を逃した」みたいな言い方をされないが、なぜ、女性は「“幸せ”を捨てた」みたいな言い方をされるのだろう……。

「結婚」していない女性は”不幸”なのに、「結婚」していない男性は”不幸”ではない!?

私は、働きながら編集の専門学校に行き、がんばってやりたい仕事を手に入れた。その仕事を人よりもがんばって、 30歳すぎにそれなりの役職に就いた。独立してからもがむしゃらに仕事をし、いろいろな技術も手に入れた(と思う)。正直、会社に入ってからのほほんと過ごして、なんとなく昇進した男性よりは、がんばって仕事をしたと思うし、その時間は楽しく、自分の能力を生かせる仕事をできていることは、ひとつの“幸せ”ではあると思っている。

たしかに、過去、仕事を理由にプロポーズを断ったことは何度かある。そういう意味では“仕事を選んだ”のかもしれない。でも、「結婚」と「仕事」を天秤にかけたというよりは、“その人との結婚”と“いましている仕事”を比べたとき、そのときの自分に必要だったのが「仕事」だったということだ。きっとあのとき“その人との結婚”を選んだら、いまのようなディスられ感はなかったかもしれないけれど、仕事を諦めたことは一生心のどこかに引っかかっていたと思う。

両方とれるような器用さがあれば、多くの女性のように「結婚」「出産」「仕事」すべてを手に入れられたのかもしれないけれど……私が不器用であるのは否めない。

でも「結婚」も「出産」もしたかったけれど、それを実現できていないことを、他人から「不幸せ」と言われる筋合いは、ない!

私は、仕事での楽しさも幸せも味わってきたし、人生をちゃんと生きてきたと実感している。

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