コラム 2021年、初対面で誕生日祝いと罵倒をくれた43歳・男性の話~その2~【婚活サバイバル】

新型コロナウイルスの猛威は衰えず、人と簡単に会うことができなくなってまもなく1年。2020年の春先の緊急事態宣言での自粛時には、マッチングアプリはワッと盛り上がり、婚活もそれなりに続けられそうな雰囲気だったのだが、夏前には早々に収束(笑)。その後も続々と新規登録者がいそうな感じなのだが、継続する人の少ないこと! 

やっぱりなかなか会えないというのが理由なのか、思ったよりも反応がないからなのか、マッチングしてもやりとりもほんの数回したところで、相手はアクセスすらしない状態になってしまう……。もはやコロナ前よりひどい。もしかしかしたら、それは私の年齢が1つ上がってしまったせいもあるかもだけど(笑)。

私自身も、長引くコロナ禍のせいで、さほど積極的に会おうとしておらず、メッセージである程度やりとりして、それでもちゃんと続くような人とだけ会おうとしているのだが、そんななか、年明けてすぐにマッチングした男性が数週間のやり取りののち、会いたいというので会うことになった。しかも、私の誕生日にフレンチのコースをごちそうしてくれると言う……。

詳しくはコチラ~その1~

誕生会のフレンチディナーはおいしかったけれど……

律儀に誕生会を催してくださったのは、もともと人見知りなどはまったくないと言っていた 43歳・IT企業勤務の男性。 お店で直接待ち合わせしたのだが、座った瞬間から、昔から慣れ親しんだ友人レベルで話してくる。電話のときの “話好き” の印象とリアルは変わらず。でも、あまりの気の抜け具合に、「あれ!? もしかして見た目が全然違う! 騙された!!」って思って開き直ってるんじゃないか?と不安になるくらい。

話はスムーズだしつまらなそうには見えないものの、目も合わせないし、なんだかダルそうで、いままで会ったほかの男性たちのように明らかに楽しんでいるようにも見えないのだもの……。 途中で「もう食えねぇ~」「まだ料理出るの?」って言うし。もしかしたらこの高額なフレンチのコース料金を(想像と違ったからと言って)「自分のぶんは自分で払え」と言われたらどうしよう……と気が気じゃなかった。

自分ではそこまでの贅沢をほとんどしないため、その出費自体が痛手というのもあるけれど、ここまで相手に楽しんでもらえないのって初めてだったので、どうしたらいいのかわからないという心境。“気は遣わない”けど“気を揉む”といった感じ。

やっぱり来ました、いつものパターン(笑)!

お店を出たあと、「また来ようね!」「接待でもっとおいしいところいっぱい行ってきたから、まだまだレパートリーはあるよ!」と言いながら、彼も“やっぱりお決まり”の恋人つなぎをしてきた。一応「今日のぶんは……」と申し出ると、「誕生日なんだし、そんなのはもちろん気にしなくていいよ!」と彼。「アキ子ちゃんにおいしいものを食べさせるくらいのお金は持っているから、喜んでくれるなら全然お安い御用!」。

つまらなそうに見えたのは私の気のせいだったようだし、 初対面なのに誕生会をしようというサービス精神を持ち合わせている。会いたいと言ってくれているし、それがもし社交辞令ではなく次のお誘いがあったら、とりあえずもう1回会ってみよう……。そう思っていたところ、翌週、「金曜の夜にまた食事に行こう。近くまで行くから!」というお誘いが。

正直、休日前の夜、私の家に近いところでの男性からの食事のお誘いは、20代に一人暮らしをしてからずっと警戒している。ほとんどの場合が、家に押しかけようとしてくるからだ。「家まで送るよ!」というのは、彼氏でもない場合、基本的に絶対に断る。

「金曜の仕事が終わってからだと遅くなるし、コロナ対策での営業自粛なので早くお店が閉まっちゃうから、休日の昼間はどうですか?」と提案したが、ゴルフがあると言い却下。「そっちまで行くし、遅くなってもいいから、金曜の夜に!」と言ってきた。

案の定、20時以降やっている店はほとんどなく、接待で使うような高級懐石料理店のみ。彼は「ここにしよう!」と入っていった。またもや高級懐石をごちそうくれたのだが、店を出ると「家まで送るよ!」と手をつないできた。

あぁ、やっぱりね……。食事中から、温泉旅行に行こうってやたら言ってたし、下心、見え見え。

20時以降どこもお店が営業していなかったら、私の家に行く口実ができるって思ってたのかな。
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