コラム アキ子が遭遇した、毎日「俺通信」を送る男 ~その1~【婚活サバイバル】

私、清葉アキ子は現在47歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

これまでのサバイバルマップ一覧 https://suits-woman.jp/column/marriage/

いかついイメージから創造できない、美しい写真を撮るオトコ

見た目は結構いかつめ。ガッチリ体型のラガーマンタイプ。

1カ月ほど前、某マッチングアプリで「いいね!」をくださった50歳の男性は、バリバリの体育会系。学生時代だけでなく、社会人になっても企業でそのスポーツを続けていたというほど。引退後は同社で営業として働いており、コロナ禍になるまでは国内だけでなくアジア圏を中心に海外出張なども多かったとか。プロフィールにそんなことが書いてあり、文章はそれなりにちゃんとしているようだったので、とりあえずマッチング。

実はこのかた、プロフィールにアップされている写真がすごく上手だったというのもマッチングした理由のひとつ 。雑誌編集者として撮影にかかわる仕事をしているうえ、 自分自身もキレイな写真を撮るのが好きな私は、キレイな写真をアップしている人に一目置いてしまう。なにより、なにげない写真でも、その人の感性って表れるのよね。

なにを伝えたいのかわからないような、食べ散らかした感じの食事の写真をアップしている人は、プロフィール写真も後ろに洗濯ものが干されているところで適当に撮影していたりするし、寝ぐせもそのままだったりする。こういう人って“気遣い”もできないんだろうなと思うのだが、実際、やっぱりガサツなところがあり、まだ打ち解けてもないうちからぶしつけな質問をしてきたり、いきなり会いましょうと言ってきたりする。

実際会っても、待ち合わせが適当すぎて会うまでに手間取ったり、こっちの気持ちや反応なんてお構いなく、手を握ってきたりするのもこのタイプ。プロフィールを見ると“気を遣わない関係”を求めていることが多いのだが、“気を遣わない関係”と“気遣いしなくていい関係”は別モノであることが、きっと100万年経ってもわからないんだろうなって思ってしまう……。

背景におしぼりやら紙ナプキンなどが散らかった、食べ散らかした料理の写真を撮るのは、自分の記録ならご自由にどうぞ!って感じですが、それを平気で大勢が見る場所、かつ、自分を理解してもらうための材料としてアップする神経は、私とは価値観が合わないなって思っているというだけの話。 もちろん、それだけで排除しているわけではないけれど……ほかに「いいな!」と思うところがない場合は、しばらくやりとりして様子を見たいってのが本音。

そういう意味も含めて、風景も料理の写真もすごく上手なうえ、望遠鏡を使って撮影された月の模様まで鮮明な写真をアップしていた、その50歳男性は、 いかつい体育会系の見た目からは想像できないけれど、これほどキレイな写真を撮るなら、きっと繊細なところがあるのかもしれない。 そう思ったのよね。

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