コラム アキコもうんざり……マッチングアプリに登録する40代男性の“イイワケ”~その2~

“モテない女”と“脈なし”の女性に労力をかけたくない!が本音。

なんだとー!?

じゃ、私はこんなやつに、“脈あるかどうか”試されてたのか!?

「アキ子は一応、本命だったから、返事きたときとりあえず返事はしておいたけどね(笑)。いろいろ俺に話をしてくるから“脈あり”って思ってやりとりを続けたけど……。正直、ほとんどの人がマッチングしても“ありがとう”メッセージを送ってこないし、“ありがとう”メッセージがきて終わる(というか終わらせている)。2~3回はメッセージ送ってきたとしても、それ以上送ってくることはないね。急にパタリと止む。本命だったとしても、2ターン以上続くことは、ほとんどないかな」。

えぇ、そうでしょうよ! たしかに、マッチングした本命だったら、無反応や塩対応でもがんばる可能性もあるかもしれないけど、大した輩でもない相手に無反応や塩対応されたら、たいていの女性はさっさと見切りをつける。モテる人ならなおさら、そんな奴とがんばってやりとりせず、自分に明らかに興味を持ってくれているだろう人とやりとりするよね。だって、やりとりは楽しくなきゃイヤだもの!

では、そういうことなら、女性からの「いいね!」には返信するのよね?

「そもそもさ、こんなアプリで“いいね!”に食いつく女はもちろんだけど、自分から“いいね!”してくる女なんて、リアルでは絶対にモテていないはず」と彼。はぁ~、出た出た。「こんなアプリ」発言。こういうのも40代男性がよく言う言葉。しかも、もらっている「いいね!」の数が少ない人こそ、よく使う。“自分が「いいね!」もらえないようなしょうもないアプリでの出会いに、ホイホイとすぐに食らいついてくる女”って下に見ているんでしょうね……。

気楽な関係を求めている割に、駆け引きなどして最初に壁を作っているのは自分なのでは?

でも、彼のやっていることは、自分の気持ちが動いてから振られるのが嫌で、相手の出方を待つという、本当にしょうもない駆け引き。振られたくないから「返事をホイホイしてくる女は大したことない」という“イイワケ”を作っているだけ!

そういう駆け引きをしていいのは、本命に値するイケメンだけなんですよ! あなたが様子見しているとき、女性だって様子見しているってわかってないんだなぁ~。あぁ~、残念なオトコ。46歳・バツイチ。一流企業に勤めていて、それなりの収入があるとはいえ、見た目はうーん……なのに、なぜそこまで強気になれるのか? 謎すぎる。

“イイワケ”男の言う通り、“ありがとう”メッセージを送らない方針にしてみたら……

まぁ、そんな“イイワケ”男の言うことを「なるほど!」と納得したわけではないのだが、“ありがとう”メッセージを返さないという方法を試してみた。「いいね!」が来ている中から、まぁ話してみてもいいかな、って人を選んで「ありがとう!」をタップしてマッチング成立。以上!

正直、「マッチングしていただき、ありがとうございます!」と返事が来たのは2~3割(笑)。不思議なことに、いずれもマッチング後すぐにそのメッセージが来た。

「マッチングしても、返事が来ないじゃないのよ!」と言ったら、例の“イイワケ”男はこう言った。「アキ子は本命じゃないってことだよ! 本命なら、マッチング後、すぐに返事が来るはず。だからそのすぐに返事がきた2~3割には、本命って思われているってことだよ」。

そうなのかなぁ~。正直、マユツバ。っていうか、この男の恋愛論は全く信用ならない(笑)。

「でもさ、すぐに返信してくる人はリアルでもアプリでも、ぜんぜんモテないタイプなんだよね?」。そう彼に聞くと、彼は、「まぁ、そうかもね」と……。ってことは、マッチングしても相手の出方を待っているだけだと、モテない微妙な男性としかやり取りできなくなるって話じゃないか!

やっぱり彼の言うことは、単なる、アプリで理想通りの女性とうまくいかないことの“イイワケ”ってことだよね。

それにしても、なかなか出会えずに「こんなアプリ」「こんなところにいる奴」とか文句言う前に、せっかくの大発明をうまく使いこなす方法を考えたほうがいいんじゃないかな、っていっつも思うんだけど……。

会えてもいない人こそ、「アキコさん、何人に会いました?」とか聞いてきて、本当は100人は余裕で超えているけれど、適当に「まぁ、10人くらいかな」なんて答えると、「10人も会ったのにうまくいかないんですか!?」とか言ってくる(笑)。まぁ、事実ですが、別に本命とだけ会っているわけじゃないから、そこにまったく卑屈さはないのだけれど、そういう自分はどれだけ会っているのかと聞くと、マッチングやメッセージのやり取りすら満足にできていないから、笑っちゃう!!!!

一生、自分がマッチングしない理由を“イイワケ”してろー!

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プロフィール

清葉 アキ子

1974年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後、独立して、ファッション誌の編集ライターに。子どものころから占いをすれば必ず26歳で結婚!と出ていたので何も考えず26歳まで生きていたけれど何も起きず、誤差もあるだろうと28歳くらいまで悠長に暮らしていたが、誤差ではないとようやく自覚。大好きな仕事で充実した毎日を過ごしているものの、仕事が大好きすぎて彼より仕事を選んでしまうことが恋愛敗北者になる原因のひとつ。仕事で数多くの恋愛企画、婚活企画を担当していることで、知識だけは豊富になる一方。基本的に真面目で考えすぎる傾向にあり、ノリや雰囲気にのまれにくいタイプ。