コラム 「盛り上がるのはこっちが努力してるから!」会話のラリーができないオトコたち~その1~【婚活サバイバル】

私、清葉アキ子は現在47歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

これまでのサバイバルマップ一覧 https://suits-woman.jp/column/marriage/

テニス好きなのにラリーが苦手(笑)

1か月半くらいメッセージのやり取りをしている51歳・男性の話。大手商社で営業をしていて、コロナ前までは月の半分は海外・国内に出張をしていたという彼。出張ができないいま、定時で仕事が終われるとあり、平日のうち何回かは仕事後やリモートワークと称してテニス、休日は晴れれば一日中テニス……というくらいのテニス好き。プロフィール写真もサンバイザーをつけてラケットを持っている。

そんな彼からの「いいね!」でマッチングしたものの、マッチング後のメッセージは、会話のラリーが続かない(笑)。

毎朝、出勤前に、今日の天気と自分の調子、今日の予定をご丁寧に報告してきて、スルーしても、夜は昼ごはんと夜ごはんの写真が送られてくる。致し方なくその情報から何かを拾ってこっちが質問をすれば「はい」「そうですね」しか返ってこない。そうなると、こっちからサーブから始めなくてはいけなくなるが質問の底はついている。ちょっと面倒なのでサーブを打ち込まないでいると、翌朝、またいつもの「今日の予定」の共有、夜は「今日食べたもの」の共有メッセージが来て終了。

メッセージのやりとりはウォーミングアップのラリーだから、続ける努力は必要。こっちがいい球を返しても、ボレーで返されて終わる……。まさか、勝負と勘違いしているのでは!?

ボキャブラリーの少ないギャルから無口でクールな女優まで、なんとか言葉を引き出してきた取材歴20年以上の私には、どんなに会話下手の人とも話を盛り上げることはできるという自負がある。実際、マッチングアプリで出会った人たちのなかには、メッセージのやり取り下手はたくさんいたし、実際会っても会話下手な人はそこそこいたが、そんな彼らともメッセージを盛り上げ、会話を盛り上げてきた。

「こんなにメッセージが続いたのは初めてです」「アキ子さんと話していると楽しいです」「話しているだけですごく楽しいので、つき合ったらもっと楽しいでしょうね」と言われるのはいつものこと。でも、私、そのメッセージのラリーも、会話のラリーも、もはや、仕事並みに気を遣って話振ってますから (笑) ! ほかの女性より話せて、会話が繋がって、楽しいのは、当然っちゃ当然。

会話が続かない人の辞書には「気遣い」の言葉はない!

最初は会話の糸口が見つからなくて、ぎこちなくなるのはしょうがない。そう理解して、慣れるまでは私も全力で努力しようと、ここ数年、がんばってきたのだが……、かなりの男性とやりとりをして、私は気づいてしまった! やりとりに最初から努力をしないタイプは、いつまでたっても気遣いすることはないし、いつまでたっても相手の気遣いに気づくことはない。だから、いつまでたっても私は気遣いをしたまま仕事モードで会話を続けていかねばならないし、相手はどんどん会話に怠けていく。

実際、こういうタイプから「会いましょう」と言われて会うと、やっぱり“気遣い”という言葉を知らないレベル。 メッセージのやり取りをしていたとはいえ初対面なのに挨拶すらしない。 食事の席も、当たりまえのように奥の席にズカズカと座る。いきなり過去の恋愛について聞いてくる。こっちがお酒を飲んでいないのにバカスカ飲み、挙句の果て、割り勘……。

こちらは相手に失礼がないよう、とりあえず仕事モードで上っ面な対応でいるのに、そんなことには一切気づかないから(もちろん読み解こうともしていないのだけど)、手をつないできたり腰に手をまわしてきたりする。ちなみに、ちょっと“イヤ”って表情をしても、もちろん気づかない……。

彼らの場合、“気遣い”できる、できないってより、そもそも辞書の中に“気遣い”という言葉は存在しないのではないだろうか。

会話下手は“相手を知ろうとする気持ち”がゼロ!

“気遣い”とは 相手に対する「心遣い」や「配慮」。相手の気持ちを鑑みたり表情を読んだりすることで、相手が心地よいと思える状況を作ったり、喜ぶことをしてあげられたりする。そういう小さな“気遣い”への過程が、お互いを知っていくことになるし、知っていくことで距離が縮まり、“気遣い”の心地よさが一緒にいる楽しさにもなる。コミュニケーションにおいて、“気遣い”は大切な要素だと私は思う。

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