コラム 「盛り上がるのはこっちが努力してるから!」会話のラリーができないオトコたち~その2~【婚活サバイバル】

マッチングアプリでメッセージのやり取りをしていて思うのは、会話のラリーのできない人が多いということ! 気が合うとか話が合うとかいう話でも、会話のテンポやフィーリング云々の話でもない。正直、独りごとにつき合い、合いの手を入れている感じ(笑)。

このタイプはこぞって“気遣い”というものに欠けている。いや、欠けているというより、彼らの辞書には存在すらしない。だから、彼氏でもないのにどうでもいい話を送ってきたり、あったこともない人に不躾な質問をしてきたりする。スルーしていても一方的なメッセージは変わらず続くし、不躾な質問にも怒らずに適当にスルーしていても、しつこく聞いてくる。相手がどう思うかなんて考えもしないのでしょう。自分との会話で楽しませようとか、楽しいと思ってもらおう、なんても思っていなそう。

会わなきゃ始まらない! そんな思いで、そんな輩の適当な乱打をひたすら拾って、いい球を返し、がんばってラリーを続けていたのだが……。ある男性から言われた言葉で、私の考えは変わった。

ここまでの話は、その1~をご覧ください。

いつもいい球がくるのは、こちらの“気遣い”があるからです!

「アキ子さんと僕って、すごくぴったり合うんだなって思うんですよ。気を使わなくても、いつも楽しく話ができる。ほしいところにポンとボールが落ちてきてくるんですよね。“フィーリングが合う”ってこういうことなんだなって生まれて初めて分かりました。本当に“合う人”っているんですね! 運命の人に会った!!って感じ」

狙ったところに確実に球出しできるのは、運動神経を把握し、動きを読むためにしっかり相手を見ているから! ただ適当に球出しして、偶然いいところに飛んで行っていると思ったら大間違い。

約3か月、極緩の球を出しても打とうともしない、ラケットを構えようともしない同い年の男性の相手をしていたのだが、その彼からいわれたのが、これだ。

えぇ、私はそういう球出ししていますからね。そして、あなたが適当に返してきたどんなヘナチョコな球も、突然やる気になって打ち込んできたスマッシュも、とりあえずぜーんぶ拾ってラリーを続けようとしましたからね。私は“あなたに合う唯一の人”じゃなく、“あなたに合わせてあげた唯一の人”なんですよ! “気を使う”と“気遣いをする”の違いも判らない人に、“気遣い”していることなど一生わかってもらえないでしょうね。

この彼の言葉を機に、私はどんな球もひたすら拾って打ち返すのをやめた。一応、ラリーを続ける努力はするけれど、サービス精神旺盛で盛り上げるのはやめた。『エースをねらえ!』の宗方コーチは愛があるから岡ひろみもがんばって球に食らいついていけたけど、愛のない球に食らいついたって、結局相手は“気遣い”ひとつできない失礼な輩なのだもの!! “気遣い”のなさは永遠に続き、つきあっても、結婚しても、一生苦労しそう。

“気遣い”のできない夫とは暮らせません!

あるお姉さまが高熱になって寝込んでいたら、帰宅した夫が「夕飯は?」と聞いてきたので、「具合が悪くて食欲がなくて……」と言うと、「じゃあ、ないってことね。わかった。外で食べてくる!」と言って出て行った挙句、ヘベレケ状態で戻ってきて、彼女の横で大いびきで寝たという。

妻の高熱を心配するという”気遣い”はゼロ。100歩譲って外に食事に出るのはよしとして、食欲がないという妻になにかを買ってくるという“気遣い”もない。こんな状況でヘベレケになるまで飲んで帰るくらいだから、「せめてぐっすり寝てほしい」と別な部屋で寝るという“気遣い”なんてできるわけがない。

ヘベレケ夫のいびきが、高熱の頭にグァングァンと響き、気が狂いそうになったという妻。怒りでますます発熱……。
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