コラム ある仲人が男性から受ける相談No.1!男性が最も嫌う「メンヘラ女」の定義って?~その2~【婚活サバイバル】

ある男性は「すぐ泣く女で、面倒になっちゃったんだよね……」と言うが、何度も何度も「結婚したい」という気持ちを彼女が伝えていたのに、彼はあえて気づかないふりしてスルーし続けていたというから、そりゃ、悲しい気持ちにも不安定にもなるだろう。彼女が勝手に泣いているのではない。泣かしているのは彼なのだ。泣いてもフォローもしないで面倒と言い放つとは……。

「彼女がどんどんおかしくなっちゃったんだよね……」という男性は、結婚を前提につき合い始めて同棲までしているのに、2人が一緒にいるときに誰かに合うと「友だち」と紹介するなど、 彼女を誰にも紹介することがなかったとか。せっかくの休日も「休日なのだから1人になりたい」と言って部屋に閉じこもってゲームをしたり、どこに行くのかも告げずに出かけて夜中に帰るという生活だったという彼。そりゃ、彼女は「私は彼のなに?」「このまま一緒にいて、本当に結婚する気があるの?」と疑心暗鬼になってしまうのは当たり前だ。それを“おかしくなった”ってひどすぎる。

ちょっと面倒だと思ったら、すぐに「メンヘラ女」と言ってかたづけてしまう男性の多いこと! 原因が自分にあると夢にも思っていない。

真剣になればなるほどツラくなる。だから婚活は精神的にキツいのだ。

お見合いからおつき合いに発展した、“結婚”を目的にしている男女の間に、上のような男性がいるとは思えない。お見合いの場合、たいていが初対面から数カ月のうちにプロポーズに至るか、終わるか、という短期決戦型。そんな短期のつき合いで慣れ合うこともないだろうし、本交際ともなれればほかにライバルはいない状態なのでやきもちを焼く必要もない。“結婚”という同じ方向を向いているはずだから、すれ違いもそうそう起きないだろう。それなのに、なぜ男性陣は彼女たちを「メンヘラ女」と認定してしまうのか? 

“婚活うつ”という言葉があるように、婚活は精神的にかなりキツい。思うようにいかないし、努力でどうにかできることでもない。リングにも立たせてもらえないことが多く、せっかくリングに上がっても、理不尽なパンチでコテンパンにやられてしまうことも少なくない。うまくいっている♪と思ってゴールを夢見たところで奈落の底に突き落とされることもあるし、毎日、その恐怖と緊張感の中で生きていくのは精神的な疲弊を伴う。真剣に向き合って、努力もして、無理して時間も作って……それでもうまくいかないのは精神的にかなりキツい。それが1度や2度ではなく、何度も続くと、自分に問題があるのでは……とネガティブ体質でなくても思ってしまう。

お付き合いがうまくいくほど“夢の達成”という期待に胸を膨らませるが、それと同時に、うまくいかなかったときのことがふとよぎって、気持ちが押しつぶされそうにもなる。こういう究極の状況が何カ月も、何年も続けば、そりゃ、ちょっとくらい感情が不安定にもなって当然だ。ただでさえ男性よりも感情豊かな女性なのだし。

すべて本気で取り組んでいるからこそ、だと思う。

それを、男性の不用意なひとことで涙がこぼれてしまったり、わかってもらえずちょっと強い口調で反論したくなったりしちゃっただけで、「メンヘラ女」に認定されてしまうのはひどすぎる……。

感情表現が豊かなほうがいいとか、ちょっとわがままなほうがいいとか、守ってあげたくなるような人がいいとか、焼きもちやいてくれるくらいの人がいいとか言っておきながら、実際そういう女性に会うと、こうだものね……。

結婚とかおつきあいに“たのしいこと”ばかり夢見てて、ちょっとでも面倒なことがあったら“ナシ!”ってしたくなっちゃうのかな。女性のメンタルを理由にして、単に面倒から逃げる理由にしているようにしか思えない。

結局、女性をなだめるすべをなにひとつとして知らない、経験不足の男ってだけじゃないの~!? なんて思っちゃいました。

うまくいきはじめ、婚活の緊張感から解放されたときにちょこっと出た感情的な言動だけで、「メンヘラ女」扱いするなんて!

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プロフィール

清葉 アキ子

1974年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後、独立して、ファッション誌の編集ライターに。子どものころから占いをすれば必ず26歳で結婚!と出ていたので何も考えず26歳まで生きていたけれど何も起きず、誤差もあるだろうと28歳くらいまで悠長に暮らしていたが、誤差ではないとようやく自覚。大好きな仕事で充実した毎日を過ごしているものの、仕事が大好きすぎて彼より仕事を選んでしまうことが恋愛敗北者になる原因のひとつ。仕事で数多くの恋愛企画、婚活企画を担当していることで、知識だけは豊富になる一方。基本的に真面目で考えすぎる傾向にあり、ノリや雰囲気にのまれにくいタイプ。