コラム しっかり者アキ子より、“あざとかわいい”友人がサクッと先に結婚したワケ~その1~【婚活サバイバル】

私、清葉アキ子は現在47歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

いまモテるのは“あざとかわいい”女!?

昨年あたりから「あざとかわいい(通称:あざかわ)」という言葉が流行中。「アザトカワイイ」という曲がヒットし、“あざとかわいい”のツートップともいえる田中みな実さんと弘中綾香さんが出演するテレビ番組『あざとくて何が悪いの?』も人気だ。

そもそも“あざとい”という言葉は、本来、「抜け目がなく貪欲」「小利口」「思慮深い」という意味で使われることが多く、相手を上手く利用して、自分が得するように立ち回る様子を指す場合に使われる。「目的を達成するためには手段を選ばない」というようなネガティブなイメージがある言葉のため、よい意味で使われることは皆無なのだが、そこに“かわいい”というポジティブな言葉がくっつくと、「男性の気を引くのが上手な小悪魔的な女性」という“モテる女性”を指す言葉となり、“誉め言葉”となる。

男性に露骨にアピールしたり強欲に相手の気を惹こうとしたりする“あざとい”女性は同性から嫌われ男性にはウケる、というセオリーはいまに始まったことではない。しかし、昨今の“あざとかわいい”女性は、男性からウケるだけではなく女性からも嫌われない。いや……嫌われないどころか、ターゲットを思いどおりに操る計算高くしたたかな“賢さ”が、 “女としての価値の高さ”を感じさせるのか、羨望のまなざしが注がれ、称賛すらされている。

“あざとい”女性と“あざとかわいい”女性の圧倒的な違いは、 “この人の賢さにはかなわない”と思わせるくらいの、圧倒的存在感なのかもしれない。

令和の“あざとかわいい”と昭和の“かわいコぶりっこ”との決定的違いは、同性である女性に憧れられるという点。

“わざとらしいこと”も堂々とやれば、1周回って“素”に見える

女性ファッション誌の編集部にいたとき、“モテるテク”的な企画はさんざん手掛けてきたし、その手の書籍は参考資料としてさんざん読んできた。そういうエキスパートなる方々にも取材をしてきたから、男性を落とすための“あざとい”テクはマニュアルが作れるほど私の頭に入っている。『あざとくて何が悪いの?』を見ていても、まぁ、よく知るテクニックのオンパレードだ。

そんなありきたりの“モテるテク”は、男性にもバレバレなのではなかろうか? そんなあからさますぎて恥ずかしいテクを繰り出したところで、バレてしまっては意味がないのではないだろうか? そう思っていたのだが、それを臆することなく実践するのが“あざとかわいい”女性なのだ。

正直、 「こうすれば男性は興味持つんでしょ!」 と女性が計算してやっていることは、男性もわかっている。言動が計算の上で成り立っていると知りながらも “あざとい”女性を受け入れているのは、なにを考えているかわからない女性よりも、わかりやすくて楽だから。彼女の手のひらの上で転がされているふりをして 彼女の作ったストーリーに乗っていれば、男性側は面倒に巻き込まれないし、あれこれ考えなくてもいい。女性の言動すべてが“素”であってほしいと願いつつも、もし“素”でなくてもそれがこのまま続けばいいや、と思って騙されたふりをしているのだ。つまり、手のひらで男性を転がしていると思っている彼女をとりあえず泳がしているってこと。

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