コラム しっかり者アキ子より、“あざとかわいい”友人がサクッと先に結婚したワケ~その2~【婚活サバイバル】

昨今の流行ワードにもなっている“あざとかわいい”。ターゲットを思いどおりに操る計算高くしたたかな“賢さ”を持つ“あざとかわいい”女性は、男性だけでなく、女性からのウケもいい。言動はすべて計算づくなのだが、それを計算と思わせないのは、思い切りのよさと徹底っぷりのようだ。

ここまでの話はコチラ

“勘違い”させるテクを“素”でできる天然ちゃん

ある結婚相談所の仲人女性との話のなかで、自分の理想の人とスムーズに結婚までこぎつけ、幸せな結婚婚活を送る方法は、“あざとかわいい”女性のテクを利用することであることを教えてもらった。

ベタなテクを次から次へと臆することなく繰り出す“あざとかわいい”女性に、男性は「あれ? 計算だと思っていたけど、計算じゃないのかも!?」と“勘違い”させられ、知らぬうちに女性の思い描くストーリーに乗っかってしまうのだとか……。

仲人女性の具体例を聞いていて、ふと思い出した人がいる。最近、結婚相談所で3か月で結婚を決めた女友だちだ。仲人女性が“あざとかわいい”テクと言っていることのほとんどを、なんと彼女は天性の感覚でやっていたのだ!

彼女とは30年来のつき合いだが、はっきり言って“天然”。

彼女がイタリアに一人旅に行ったときのこと。道を聞いた男性に「案内してあげるよ!」と言われて一緒に観光し、最後、部屋の入口まで彼が送ってくれたところで「ありがとー♪」と言ってパタンとドアを閉めたという。

ふつうなら押し入られて危険な目にあってもおかしくない状況だが、相手の意図を読むということをしない(できない)タイプなので、相手の目的など知る由もない。「私のためにいろいろ案内してくれたうえ、部屋まで送ってくれたやさしい人」という認識のみ。部屋に押し入るために一日つきあったのに目の前で無邪気に「サンキュー♪」と言ってドアを閉められた相手のイタリア人男性のぽかんとした顔が目に浮かぶ。一緒にフランスに旅行したときも、「案内してあげるよ!」と声をかけてきた男性に「どこに泊まっているの?」「あぁ、そのホテル知ってるよ! 何号室?」と聞かれ、ホテルの名前と部屋番号まで言ってしまった……。まぁ“天然”のおかげで、伝えたホテルの名前が間違っていたから助かったけどね(笑)。

心配になるほどの“天然ちゃん”の友人は、計算ナシでオトコを転がす達人!

話を聞いただけでも、明らかに下心のある興味のない上司からのお誘いも「だって、うなぎをご馳走してくれるんだって!」「だって、予約のとれない〇〇レストランだよ!」と言ってホイホイ出かけてしまうことも多々。相手から手を握られても「ごちそうのお礼」という感覚で手をつなぎ、思わせぶりな態度をしておきながら、おいしいところどりする小悪魔っぷり。しかしながら、これもすべて“天然”。「勘違いさせちゃ面倒なことになる」とか「ごちそうになってばかりで申し訳ない」なんてことはもちろん考えもしない。家まで送ってもらって「ごちそうさま~♪」とご機嫌で車を降りてドアをパタン。

彼氏に「誕生日プレゼントを一緒に選びに行こう!」と言われ、連れて行かれた宝飾店のものが気に入らないからと高級宝飾店に彼を連れていき「これがほしい♪」と躊躇なくおねだり。フツーのサラリーマンだった彼はその高級宝飾店で、予算の3倍以上の指輪を購入させられたようだ。彼女はそんなことお構いなしで指輪をもらったうれしさに浸っていたのは忘れもしないが、こういうことはほかの彼でもいつもあること。本人はそのときの気持ちだけで動いているから、すぐ忘れてるみたいだけど(笑)。

ほかにも数えきれないほどさまざまな逸話があるが、相手の気持ちや空気を読むなどできない“天然”っぷりのおかげで、無邪気な発言をし、無意識で相手に“勘違い”をさせ、意図せずに思いどおり操ることができる天才!

この度、結婚相談所のお見合いで知り合った人と結婚することになったが、その彼とのやりとりも、“天然”で“勘違い”させて、落としたと言っても過言ではない。

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