コラム 初回から自宅飲みに誘われて……男性が怯える婚活女性の行動 【婚活サバイバル・前編】

「男性でも、女性と会うことに危機を感じることがあるんですか?」

そう聞いてみると、彼はこう答えた。

「男性だから襲われない、とは限りませんからね……。なにかあったときに断れない状況になる可能性もあるし、あとで犯罪に巻き込まれないとも限りませんしね。何度か会っているならまだしも、初対面で、っていうのがやっぱり怖いですよ!」

たしかに、男性の場合、“美人局”のような詐欺にあう可能性もあり得るものね。

納得していると、「実は……」と彼は続けた。

計画性を感じた瞬間、怖くなる

「人によるのかもしれませんけれど、その女性のそのお誘いにはちょっと怖さを感じたんですよ。“美人局”とか“ネットワークビジネス”とかに騙される可能性もあるけれど、その女性はそうじゃなくて……」

なんとなく言葉を濁している。ちょこちょこと質問をしていくと、少しずつ話し始めた。

「その女性のプロフィールはちゃんと読んでいて、“いいな”と思って僕から“いいね!”をしてマッチングしたんです。メッセージのやりとりもそれなりにしていたのですが、突然、プロフィールが変わったんですよね。『養ってほしい』って書かれてあって……。そのプロフィールを読んだ直後に『自宅に来て』と言われので、ちょっと怖くなってしまったんです」

彼曰く、“養う”のはやぶさかではない。積極的な女性もイヤではない。しかし、それを全面に出されて自宅に誘われると、だいぶ身構えるとか。初対面なのに「私、あなたの子を産みたいです」って言われているような、絶対に逃げられない状況にされるのではないか、という恐怖感だとか……。

「いきなり初対面の男性に『俺の子を産んでくれ!』って言われた女性の気持ちと近いと思います」と彼。

あぁ、わかる気がする。(もちろんそんなこと、初対面の男性に言われたことはないけれど(笑))

初対面で家で2人きり……。相手のテリトリーに入った瞬間、計画にハメられないとも限らない。

ちなみに、女性に対して“恐怖を感じた”という話をしていたのは、彼だけではない。そういう話をする男性に共通しているのは、“高収入”の男性であるという点。

あるIT関連会社経営の50代男性もそのひとり。メッセージのやりとりでいい感じだった女性と初対面の約束をしたのだが、待ち合わせ場所に行ったら母親同伴だったのだとか!

食事中の会話も彼女の母親が「〇〇ちゃんはいい子なんですよ」「〇〇ちゃんをよろしくお願いします」という話がほとんど。「お母さんに会わせてしまえば、そう簡単に逃げられない!」という彼女の計画を感じて、鳥肌が立ち、食事ものどを通らなかったそう。

その食事会後も彼女から積極的にお誘いがあったが、正直、どのタイミングでどうやって断ろうか、フェイドアウトしようかとばかり考える毎日。彼女自体は嫌いではないけれど、2度会ったら、3回目には婚約させられるのではないかという恐怖感があり、会うのも連絡とるのも躊躇するようになったという。

会う前のようなワクワク感は一切なくなったせいか、今後やり取りを続けるかどうか悩んでいたせいか、彼からのメッセージは知らず知らずのうちに減っていったようだが、彼女からは何度も何度も「今度は我が家に来てくださいって母が言っています」というお誘いが来て、さらに怖さを感じたそう。

「そのうち」と濁し続けていたら、彼女が激高して「私のことどう思っているんですかっ! 結婚する気はあるんですかっ!!」と言ってきたので、「結婚までは考えていませんでした」と言ったら、女性のほうから侮辱の言葉がいくつも送られ、即、ブロックされたらしい。

「ひどい言葉だったけれど、あれで終わって助かった……」といまは笑い話にしている彼だが、当時は本当に怖かったとか。

女性に恐怖を感じた、という男性の話はまだまだある。

上司や友人に挨拶メッセージや友達申請を送りまくる!? 男性が怯える婚活女性の行動」に続きます。

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プロフィール

清葉 アキ子

1974年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後、独立して、ファッション誌の編集ライターに。子どものころから占いをすれば必ず26歳で結婚!と出ていたので何も考えず26歳まで生きていたけれど何も起きず、誤差もあるだろうと28歳くらいまで悠長に暮らしていたが、誤差ではないとようやく自覚。大好きな仕事で充実した毎日を過ごしているものの、仕事が大好きすぎて彼より仕事を選んでしまうことが恋愛敗北者になる原因のひとつ。仕事で数多くの恋愛企画、婚活企画を担当していることで、知識だけは豊富になる一方。基本的に真面目で考えすぎる傾向にあり、ノリや雰囲気にのまれにくいタイプ。