コラム 自由人アラサー女子が自分探しのワーホリ後、婚活に目覚めた理由【婚活サバイバル・前編】

私、清葉アキ子は現在47歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

自分探しの旅に出たアラサー女子

30歳が近づくと、男女問わず、突然人生について考えて自分探しを始めようとする“アラサー病”にかかる人が多い。

私自身はちょうどそのときに、ある雑誌の新規立ち上げ要員として編集部に転職が決まっていたのに、突如その転職先が不況に陥ったせいで創刊が取りやめになり、致しかたなくフリーランスになることになったため、ただひたすら、がむしゃらに仕事をするしかなく、そういう自分探しはしたことがないのだが……。アシスタントをやってもらっていた人や部下たちのなかでも“この子は、本当にやる気あるのかな?”と思っていた人は軒並み、この病にかかっていた。

某編集部にいたときの後輩男性は「インドに行く」と言っていきなり会社を辞めたし、別な編集部にいたときのアシスタントは、だれにもなにも言わず進行中の仕事を机に置いて消え、「青春18きっぷ」を使ってローカル線で東京から京都までの旅に出た(らしい)。かつて同僚だった女性は、沖縄での夏休みから戻ってすぐに退職願を出し、沖縄の離島のペンションのようなところに行き、そのままリゾートバイトをはじめた。

本当に自分探しの旅なのか、単に現実逃避したいのか? 謎の病。

数年前、広告のクリエイティブディレクターの仕事をしていた会社でサポートをしてくれていた部下のアラサー女子も、おそらくその病にかかったのだろう。急に「仕事を辞める!」と言い出した。「理由はなに?」と聞くと、「ワーホリに行こうと思って……」と彼女。海外に行くのはずっと夢だったのかと思えば、そうでもなさそう。

「人生、なんか変わるかな~って思って……」

あぁ、やっぱり……。20代半ばくらいまでは、仕事ができなくてもなんとかやれるだろうし、会社もそれで許していた。しかしアラサーにもなり、ある程度の仕事を任されることも増え、忙しくなってきて、仕事が嫌になっているのかな、とう様子は薄々と感じていた。続けるならここで仕事をできるようになって右腕になってほしかったのだが、辞めるというならこれ以上無理強いはしない。ワーキングホリデーとなれば年齢制限もあるので、タイミングとしてはこれがラストチャンスなのだろうと思い、彼女を海外へと送り出した。

「外国人の彼氏を作って帰ってきますね~♪」などといいながら“自分探し”をしに旅立っていった彼女だが、新型コロナの影響を受け、現地でアルバイトができなくなり、1年半で帰国。もともと帰ってきてからのことは1ミリも考えていなかったのだが、コロナ不況でそう簡単に働き口が決まらず、結局、地元である北陸の某県に身を置くことになった。

地元に戻ったら31歳の同級生女子はみんな結婚していた……

「外国人の彼氏を作って帰ってきますね~♪」と言っていた彼女だが、現地でマッチングアプリを始めたものの、ほとんどマッチングせず、2人と会ったが1回会って終わりという無残な結果に。「外国人でなくても、現地にいる日本人でもいいから、だれかしらとなんとか!」と煽ったが、それすら難しかったらしい。

大学進学のため地元を離れた彼女。久々に地元に戻ったのはよいが、同級生の女子たちはほとんど結婚していて子育てに忙しく、会うこともできないという。帰国して1カ月、会ったのは、近所の親戚のみ……。

田舎なので遊びに行くところもなく、ひたすら自宅まわりを散歩し、親以外とは話もしていない日々が続いた。

で、彼女は急に思い立ったのだ。

「私も結婚する!」

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