コラム 婚活アプリは“危険”なの? 利用歴5年目のアキ子の見解【婚活サバイバル・後編】

先日、数年ぶりに仕事でご一緒した独身アラフォーの女性ヘアメイクさんに、「その後、婚活どうですか?」と聞かれた。私の婚活エピソードはときどき現場の待ち時間などで話してきたのだが、いつも面白がって聞いてくださっていたものの、婚活や結婚にはまったく興味がなさそうだったのに……。いまさら⁉

すると、彼女は「友人の女性カメラマンが婚活アプリで出会った人と知り合って1週間で会って、その日につき合うことになったらしいんですよ。『スピード婚もできそう♪』って喜んでいたんだけど、3回目のデートで別れることになったらしくて……。婚活アプリで出会った人とおつきあいを長続きさせるのは難しいんですか? それとも彼、体目的だったんですかね?」と話し出した。彼女が興味あるのは、自身の婚活や結婚というより、婚活アプリは“体目的”が多いのかどうかが知りたい、って話のよう。

世間では、婚活アプリを“危険な目”に合うもの、という感じで面白おかしく書き立てることが多いが、私自身は、もちろんそういう人もいるけれど、そうでない人もいると思っている。ただ、その見極めは難しく、私は会うまでの期間やメッセージなどのやりとりで、“遊びでの体目的”かどうかは判断できているような気がする。だからこそ、5年近く婚活アプリを使ってそれなりの人数に会ってはきたけれど、そういった意味での“危険な目”にはあっていない。

婚活アプリで会うまでの話は【婚活サバイバル・前編】「婚活アプリのメッセージのやりとり、どのくらいの期間が正解⁉」をご覧ください。

“やらかし”とは “遊びでの体目的” にひっかかること⁉

先日、ある週刊誌でアプリ婚活の取材を受けた際、“やらかし”エピソードを教えてほしいと頼まれた。基本的には会うことには慎重派なので、自分としては“やらかした”ということはそこまでないと思っているのだが、やっぱり、婚活アプリを使ったことがない人や既婚者などは、“体目的の男にひっかかった!”みたいな“やらかし”を期待していたみたい……。

取材のときには、同世代や年上の女性が初めてアプリを使って婚活する際の注意点やアドバイスを、実例を挙げながら話をしていたのだが……。実際の原稿は、アドバイスというよりは“やらかし”話になっていて。

ゴシップ系の週刊誌的にはそっちのほうが面白い!と思っているというのは同業者としてはわかるが、そんな内容なら、実際、何年もアプリを使っている私にわざわざ取材しなくてもだれもが想像できるし、そんなわかりやすい“やらかし”を何度も何度もしてしまうアホ人間のように書かれてしまったり、これから始めようとしている人たちに“アプリにはやっぱりヤバい人しかいない”とか“危険なアイテムを自ら使っている人”と思われたりするのは、ちょっと不本意……。

アプリを使ったことのない人は、“面白おかしい”ツールとして曲がって解釈しがち。曲がった解釈で煽らないで! こっちは真剣にやっているのです。

私自身も婚活アプリを使っている男女への取材を重ねているが、いわゆる“遊びでの体目的”の異性に遭遇してしまった人はそれなりにいらっしゃるけれど、それを“危険な目”と言う人たちは、主に慎重派の方々。うっかり“やらかした”なんてことは基本的にはない慎重派が“危険”と判断する相手は、“遊びでの体目的”の異性よりも、“性格的にヤバい”とか“つき合ったら豹変した”とか、おつきあいしてみなくてはわからなかったような人のこと。「婚活アプリ」= “遊びでの体目的”を直接結びつける人が考える“危険な目”の事例とは、根本的に違うのだ。

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