コラム 包容力があるはずが……つきあったら豹変した男【婚活サバイバル・後編】

とりあえずつきあってみよう!みたいなお試しの提案でもなく、いますぐつきあうかどうか決めろ!と高圧的に責め立てるわけでもない。まるでリアルな世界での恋愛のように熱く(でも、テンションは落ち着いたまま)説得され、2カ月のメッセージのやりとりと2回の食事で、おつきあいをすることにした私。 アキ子のアプリ婚活史上、こんな展開は初めてかもしれない……。

ここまでの話は「アキ子、逆プロポーズ玉砕から1年。彼ができました。【婚活サバイバル・前編】」をご覧ください。

甘えられる女性が幸せになれる!?

最後の決め手は、この言葉だったかもしれない。

「アキ子さんって、甘えたいのに甘えられないタイプでしょう? 女性は甘えられる人のほうが、絶対的に幸せになれる。甘えさせてくれるような包容力のある男性と一緒になったほうが幸せになれるんだよ!」

この人、また、私のことを見抜いた! 

そうなの、そうなの!  私は、甘えたいけれど甘えられないタイプ。いままで、対等の関係でおつきあいしてきた人が多く、無条件に甘えられるような包容力がある人というのがいなかったのもあるけれど、根っからの長女気質で、しっかりしなきゃ!という理性が常に働くうえ、相手を信用できない限り、足元をすくわれるのではないか……と思ってしまって、心を許しきることはできないし、甘えることなどできない。

年が離れた年上の人とのおつきあいのときは、多少甘えることができたけれど……。

毎度、「もっと甘えて!」とリクエストされて、がんばって甘えてみたりしたけれど、彼らがしてほしかった“ベタベタに甘える”ことはどうしてもできなかった。それに、甘えていいといわれても、なにをどう甘えていいのかわからない(笑)。最後、「もっと甘えてほしかった……」と言われたことは、一度や二度ではない。

さらに、彼はこう続けた。

「アキ子さんには幸せになってほしいから、もっとわがままになってほしいし、いっぱい僕に甘えてほしい! わがまま言ってくれて、頼られることで、それを叶えたいと思うタイプ。僕、そういう包容力はある男だから」

先日、婚活コンサルタントの女性に、ちょうど「自分が相手に合わせようとするより、相手を自分の思いどおりになるような行動をしたほうが幸せになれる」というレクチャーを受けたばかり。甘えるというか、自分がどうしたらうれしいかをハッキリ伝えることで、相手がなにをしたらいいか明確になるため、結果的に自分の思いどおりに相手が動いてくれるということらしい。

あぁ、そうそう。私って、 相手のよろこぶ顔が見たくて、いつも気を遣って、先回りしていろいろしてしまう。自分が相手のためにしてあげちゃっていた側。自分は相手のためにいろいろやってあげているのに、ふと気づけば、相手はどんどんそれに甘えて、こちらに気を遣うこともなくなっていく……。

気を遣わなくていいし、甘えていいという彼となら、私は幸せになれるかもしれない!

自分を変えるためにも、彼とのおつきあいにかけてみた。

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