コラム 40代半ば以上の婚活男性に急増中!ヤバい“時短&省エネ婚活”【婚活サバイバル・前編】

新規の飛び込み営業メールでも、できる人なら、相手の興味を引くように、「御社の〇〇に興味を抱き、お役に立てる情報をお持ちしたいと思っております」とか「弊社の□□は、御社の〇〇という取り組みに、必ずやお役に立てるはずです」とか、相手にとても興味があるということを伝えなくては、アポ獲得にまではならないだろう。実際、あるAI開発関連会社でに勤務する友人の元には、1日数千単位の売り込みメールが届くらしいのだが、すべて会うわけにいかないので、自分たちの開発しているものにちゃんと興味を持っていそうなメールだけ選んで、アポをとっているという。「AIってなんかうまいことできそう」とか「AIの話、聞いておいて損はないだろう」みたいな、“とりあえずアポをとれたらラッキー”っぽいメッセージは、何度送ってこられても完全スルーしているらしい。

私も仕事柄、数々の売り込みを受ける側なのでよくわかるが、 “とりあえずアポをとれたらラッキー” みたいな定型文を送ってくる人たちって、2度目でも3度目でも、「はじめまして!」みたいな同じものを何度も送ってくること、あるんだよね……。1度でもちゃんと相手のことを調べていたら、そんなアホなことしない。せめて、「何度かご連絡させていただいております」というような情に訴えるような手段をとるだろう。それこそ「そんなに会いたいというなら会ってみるか」となる。

やりとりなしでアポとれるとしたら“〇〇モク”じゃない⁉

私は会うまでにある程度やりとりしたいほうだが、いくら来週会うとしても、挨拶や軽い会話を交わし、会う約束するまでのやりとりを一切せず、会いに行く女性っているものなのだろうか? 予約のとれない老舗のお寿司屋さんや焼き鳥屋さんでごちそうになりたい“メシモク”以外、いなくない? 

正直、プロフィールも数行しか書かれていないし、スペックの共通項目も半分以上埋まっていない。それでやりとりをまったくせずに「会いたい」って思わせるって、よほど自分に自信があるんでしょう。まぁ、自称年収1500万円って武器、持ってますから、“婚活女”が断るわけない!とか思っているのかも⁉ でも、プロフィールが充実してなくて、すぐに会いたがる男性って、“ヤリモク”の典型ですから(笑)。それでも行く女性は、よほど警戒心がないか、“メシモク”か、“恋愛楽しみたい系”か、でしょうね。もしくは、彼のスペックに惚れたか……といっても、年収と顔写真以外、ほぼなにもわからない情報しかない。失礼ながら、そこまで勝負に出れるほどでは、ないと思うけど……。ってなれば、やっぱり“お金”目的で、「会ってみて微妙でも、おいしいご飯が食べれるならいいか♪」くらいの気持ちの女性ばかりなのだろうな……(笑)。

ちなみに夕食のお誘いなのに「15時から会いましょう」って、会った瞬間に「違う」と思われない自信も、思わない自信もあるんですね(笑) それか、目的が別にある⁉

そうそう、私がアプリでお会いした年収高めの男性の多くは、「いつもおごらされてばかり」と嘆く。初対面のときにがんばっていい店に連れて行き、いい雰囲気になり、2軒目まで行くのに、「また行きましょう」と言って別れた直後から連絡が途絶えたり、「やっぱり違うのでごめんなさい」というメッセージがきたりするという。まぁ、彼ら自身に魅力が足りないというのはあるかと思うが、それはさておき、2回目に繋がることはほぼないという。こうやってある程度おごり続け、ふと、気づくのだ。「会いたい」のではなく「おごられたい」“メシモク”女性だったことに(笑)。でも、そういう目にあっている男性の多くは、メッセージをさほどやりとりしないで会うタイプなんだよね……。

一応、返信をしてみたけど、まさかのリターンが!(笑)

例の、飛び込み営業一斉メール風メッセージの彼に、「ないわー」と思いながらも、一応、返信をしてみた。

こっちもビジネスメール風にしてやろうとも思ったが、差しさわりのない内容の定型文風に(笑)。いつもはちゃんと相手のプロフなどを見て興味を持っている印象を与えるような、そして、返信をしやすいような内容にするのだが、お誘いメールが来てしまっている以上、そのお誘いの返事をするしかないから、こっちも保存していた定型メッセージをそのまま送ったテイにしておいた。

「こんにちは。いいねありがとうございます。いろいろお話していけたらうれしいです。よろしくお願いいたします」

私至上、最高にそっけないファーストメッセージだ(笑)。

でも、「いろいろお話していけたらうれしい」というメッセージで、来週のお誘いをスルーして断っている。

すると、まさかのリターンが即レスで届いた。

「はじめまして! 〇〇と申します。もしよろしければ△△駅近くに知り合いがやっている老舗のお寿司屋さんや焼き鳥屋さんがあります。よければご一緒しませんか? コロナの影響で、ふだんはなかなか予約が取れない店も閑古鳥だそうで、経営者の1人として微力ながら応援しております。待ち合わせは△△駅の改札を出たところにある□□前で。15時からお会いしたいです。よろしくお願いします。来週お会いしましょう」

ファーストメッセージのコピペかよ!!(笑)

彼とのやりとりは「手間暇かけない“時短婚活”男性の正体とは……⁉【婚活サバイバル・後編】」に続きます。

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プロフィール

清葉 アキ子

1974年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後、独立して、ファッション誌の編集ライターに。子どものころから占いをすれば必ず26歳で結婚!と出ていたので何も考えず26歳まで生きていたけれど何も起きず、誤差もあるだろうと28歳くらいまで悠長に暮らしていたが、誤差ではないとようやく自覚。大好きな仕事で充実した毎日を過ごしているものの、仕事が大好きすぎて彼より仕事を選んでしまうことが恋愛敗北者になる原因のひとつ。仕事で数多くの恋愛企画、婚活企画を担当していることで、知識だけは豊富になる一方。基本的に真面目で考えすぎる傾向にあり、ノリや雰囲気にのまれにくいタイプ。