コラム 手間暇かけない“時短婚活”男性の正体は……⁉【婚活サバイバル・後編】

見た瞬間、「こりゃ、ないわ~」って思った47歳・経営者の男性のファーストメッセージ。それはまるで飛び込み営業の売り込み一斉メールを彷彿させるものだった。挨拶からはじまり、「来週、食事に行きましょう」といきなりのお誘い。スルーして終わりにしようとも思ったのだが、 単にコミュニケーション下手であるかもしれないという一縷の望みを残して、一応、返信をしてみた。まぁ、経営者だというし、見た目からしても、そっちのタイプではないとは思ったけどね(笑)。

お誘いをスルーし 、「いろいろお話していけたらうれしいです。よろしくお願いいたします」というようなメッセージでを送り、「まずはやりとりしましょうよ」って話を暗に持ちかけてみたのだが、そのリターンはまさかのものだった。

なんと、ファーストメッセージのコピペ!!!! 

ここまでの話は40代半ば以上の婚活男性に急増中!ヤバい“時短&省エネ婚活”【婚活サバイバル・前編】をご覧ください。

“対話”ができない人は、苦手なのではなく、する気がない!

仕事ができない営業マンの売り込みメール、そのものだわ~。

自分の言い分を一方的に伝えてくる彼なら、私の返信からお誘いを断っていることも、暗に秘めた「やりとりをちゃんとしましょうよ!」っていうメッセージも、読み取ることもできないとは思っていたが……まさか、まったく同じものをコピペしてくるとは! こっちのメッセージを読みもしてないんでしょうね。頭も手も使わない“省エネ”なのだから、そりゃ、即レスになるわけだわ(笑)。

「1通目と同じメッセージですよ! (笑)  ある程度、メッセージのやりとりをさせていただいてからお会いしましょう」と皮肉いっぱいで返してみた。正直、もう会う気はないけど。この人、間違いなく、オラオラ系でしょ。個人経営の経営者に多いけれど、小さなお城のお殿さまみたいに、自分の言い分がすべて通ると思っていて、相手の話なんて聞きやしない。一方的なメッセージと、対応になっていないメッセージが、それを物語っている。

単なるコミュニケーション下手や、ふつうのマインドの持ち主なら、「同じですよ」ってメッセージが来た時点で、「しまった!」と思うはず。そして、恥ずかしくてブロックするか、「ごめんなさい」と言ってくるか。しかし、彼は違った。

「お逢いしてご判断ください」

以上!

絶対に自分の意見を曲げずに突き通す。こっちに寄り添う気配も、少しでも知ろうとする気はゼロ。会話にならない。

「あなた、それで女性に会えるって思うほど、どこに自信があるんですか~⁉」って心の中で突っ込みながら、ひとり爆笑! この人、単なる“お山の大将”だ!!

何十往復もメッセージをやりとりするより、短い時間でも会って話したほうが人となりがすぐわかるし、会ってみないとわからないことがあるのもわかる。でも、顔と年齢以外まったく知らない人と会うのって、それなりに覚悟が必要だ。特に女性の場合はね。しかも日本有数のディープな繁華街にある彼が懇意にしている店で夕食を食べる、という話に危険を1ミリも感じない女性がいたら、お気楽すぎる(笑)。

そういう相手のことも思いやれない男性は、おつきあいしたって、自分の思い通りに相手を動かそうとするだろうね。会話を読み解くこともできず、会話にもならない人は、相手のことを考えられない人、っていうか、相手のことなど考えもしない、一方的で自分中心の人が多いもの! 

同じ対話ができないタイプでも、コミュ障なら慣れていくことで変わっていく可能性があるれけど、こういうオラオラ系のお殿さまタイプの場合、主役はいつも俺で、思い通りに行かないとすぐにイヤになるか怒り出す。あぁ、この人、もし会ったとしても、その後も自分のペースで強引に進めていくのだろう。こういう人と会うと、つきあうかどうかすぐに判断を迫られるだろうし、断るのも面倒になる(好かれなければ、おごられて終わり、という美味しい思いもできるかもだけど(笑))。

一見、オラオラ系で、多少強引だったり、引っ張っていくタイプの人も、相手の心を読み取ってそうしている人と、そうでない人とでは、頼りがいがぜんぜん違うのよね。コミュニケーションはちゃんと取れたり、自分の言いぶんを通すとしても、どこかでこちらの思っていることを先回りしてくれたりするからね。

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