コラム 新婚なのに別居OKなパワーカップルに共通している“価値観”とは?【婚活サバイバル・後編】

一生独身だろうとマンション購入を真剣に考えていた30年来の女友だちが、昨年の秋、急に結婚相談所に入会。3か月後には年収2000万円の高収入男性からプロポーズされて婚約。プロポーズから半年後に入籍し、すでに3カ月が過ぎたのだが、なんと、まだ新居が決まらず、別居状態! 彼とは婚約する前から「どこに住むか」という話をしていたにもかかわらず、なぜ決まらないのか? 一体、どんな条件で探しているの⁉

彼女の希望は、唯一、「ウオークインクローゼットがある家」。そして彼は「どこでもどんなところでもいいから、君がいいと思う家でいいよ」と言っているそう。ウオークインクローゼットがある家は、分譲にせよ賃貸にせよ高い印象があるが、スーパーがつくほどのパワーカップルなら実現不可能ではないはずだ。

それなのに、なぜ⁉

ここまでの話は世帯年収3000万円の新婚スーパーパワーカップルが、1Kに住み続ける理由【婚活サバイバル・前編】をご覧ください。

夫が新居を決められない理由。

独身時代からマンションがほしくてしょうがなかった彼女は、自分の資金では実現することができないとあきらめていた“ウオークインクローゼットのある家”にようやく住める!と喜び、いくつかの物件をみつけ、彼に提案したそう。いくつか提案したが、どれも却下。

彼が新居を決めない理由とは⁉

実は彼、税理士さん、お金のプロだ。婚約前に家の話をし始めた瞬間から、彼はなにやら計算を始めたそうだ。「このエリアの賃貸の相場はこのくらいだから、このエリアで購入したほうがいい……」など細々と計算している様子。それなりの家を購入する資産はすでにあるし、売ることもできる戸建ての家やオフィスも持っているから、いずれ購入するつもりではあるようなのだが、その細かい計算に当てはまらない限り、彼のOKは出ないようだ。

お金のプロが、緻密な計算で算出。彼が“損しない”と認定しなければ、賃貸でも購入でもOKが出ない。

家と言うのは大きな買いもの。しかも、スーパーパワーカップルが買う家となればそれなりの金額で、簡単に決められないのはわかる。慎重になって当然だ。しかし、結婚(入籍)しても、2人で結婚生活を送ることができないままでいることはなんとも思っていないのか⁉ 

既に決まっているが新築なのででき上がるまで、とか、転勤があるから決まるまで決められない、とかなら理解ができるが、とりあえずは、よい物件がみつかるまで、2人で普通の生活ができる賃貸で過ごすという手があるだろう。あんなに急いでスピード婚したのに…。

私だったら、 少しでも早く一緒に住んで、その生活になじみたいと思うし(もちろん好きだったら一緒にいたいと思うしね!)、まずは一緒に住んで、生活スタイルなどをすり合わせてからでも、家選びは遅くないと思っちゃうけどな。別居婚というスタイルもナシだとは思わないけれど(私の父は長いこと単身赴任だったしね!)、そうしなくちゃいけない理由があるわけでもないのに、家購入云々のためだけに一緒に住むのを延期し続けているのが不思議。

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