コラム 新型コロナのせい!?真剣にアプリ婚活しても「出会えない!!」アラフィフ女性の嘆き【婚活サバイバル・前編】

さらにコロナ禍になってからしばらくは、直接出会うことのできる婚活パーティや街コンはしばらく開催されなかったうえ、ようやく開催されるようになった婚活パーティは少人数制のものばかり。時間とお金をかけて参加しても、会えるのはたった5人。「そこから上位3人を選べと言われても、ぶっちゃけ1人だって選べないことあるんだから!」と彼女はイラ立ちを隠さず愚痴り続ける。

私もコロナ禍直前、2つの婚活パーティに参加したが、1つは男性5・女性5が最小催行人数という話だったのに、男性3・女性5で、「気になる男性の上位3人を選んでください」と言われて、1人も選べなかった。もっと大人数なら1人くらいは選べるかも?と思い、男性10人・女性15人という“バツイチ歓迎”の会にも参加してみたが、「参加女性の中では若いほうだったけど、その年まで独身でしょ…。ぶっちゃけ、バツがついているほうが安心なんだよね」と何人かに言われ、だれを選ぶこともなく(選ばれもしなかったのかもだけど)1人で帰ってきた。

だれともマッチングせずにさっさと解散させられ、同じエレベーターに乗り合わせることになった女性は8人いたので、女性の場合マッチング率は7/15。半分以下だったってことよね(男性は7/10だから7割だけど)! 1時間半~2時間のイベントに出かけ、その確率か……。5分くらいじゃまったく相手のことがわからないし、わかってもらうこともできない。結局、スペックと外見が判断基準なら、マッチングアプリでも変わらない。やりとりが面倒だと思う人や、その場ですぐにビビッと決められる人、とりあえず脈ありならつきあってみたい人には向いているけど、私にはやっぱり無理!!

「会えない」どころの話じゃない。そもそも「話せない」 のだ!

2020年春、コロナ禍でこれまでの出会いの場所を完全に封印されてしまった彼女は、致しかたなくアプリ婚活で婚活を再開した。「いいね!」が来ないわけでもない。自分でも持ち点すべて使う勢いで「いいね!」を積極的に送っているから、マッチングをまったくしないというわけでもない。コロナ禍だからといって会うのを躊躇するわけでもないし、マッチング後すぐに会うのも抵抗ない(軽くメッセージのやりとりをして“ヤリモク”じゃなさそうと思ったらの話だけど) 。しかし、マッチングしても相手からメッセージがくる確率は、半分以下だと彼女は言う。

「1通目は自分から送ってる?」「メッセージは答えやすいように質問形式にしてる?」と聞いたら、「もちろんだよ! そんなのあたりまえじゃない!!」と彼女は鼻の穴を膨らませながら、声高で言った。

稀に彼女が送ったファーストメッセージに返信が来たとしても、1~3往復で途切れることがほとんどだそう。たまにリアルタイムでのラリーが続き、彼女が会いましょうと言って約束をとりつけることがあるようなのだが……、

「この間、久々にリアルタイムでメッセージが続いて、20分くらい楽しく会話ができたから、『会いましょう!』って言ってみたんだけど……」

その後、彼女になにがあったのか?

「婚活アプリの初対面、男性と女性では「会う」の意味が違っていた!?【婚活サバイバル・後編】」に続きます。

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プロフィール

清葉 アキ子

1974年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後、独立して、ファッション誌の編集ライターに。子どものころから占いをすれば必ず26歳で結婚!と出ていたので何も考えず26歳まで生きていたけれど何も起きず、誤差もあるだろうと28歳くらいまで悠長に暮らしていたが、誤差ではないとようやく自覚。大好きな仕事で充実した毎日を過ごしているものの、仕事が大好きすぎて彼より仕事を選んでしまうことが恋愛敗北者になる原因のひとつ。仕事で数多くの恋愛企画、婚活企画を担当していることで、知識だけは豊富になる一方。基本的に真面目で考えすぎる傾向にあり、ノリや雰囲気にのまれにくいタイプ。